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阿部紘久

エッセイスト(元国際ビジネスマン) 帝人で、米国系企業CEOを経て、2005年から昭和女子大学ライティング・サポートセンターで文章指導を行う。社会人も指導している。 主な著書に『文章力の基本』(日本実業出版社)、『文章力の基本100題』(光文社)、『シンプルに書く! 伝わる文章術』(飛鳥新社)などがある。

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記事一覧

エンジニアのための文章力養成講座(5):

1つの文の中で述語を共用することがあります。「スキルの習得には時間もお金もかかる」は、「時間」と「お金」が「かかる」という述語を共用しているので問題ありません。しかし「山や海で泳ぐ」は変です。「山に登り、海で泳ぐ」と別の述語を書き足す必要があります。

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エンジニアのための文章力養成講座(4):

「この研修では、経験豊富な講師のお話を聞いて、後日レポートを出すというものです」――文の途中で断りなしに主語や主題を変えると、読み手は戸惑ってしまいます。なるべく同じ主語で貫くようにし、主語を変えたいときにはそれを明示します。

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エンジニアのための文章力養成講座(1):

「バグが多い」「納期がキツイ」「メンバーが足りない」などの「主語+述語」の組み合わせがしっかりした文は、意味が明瞭なので読みやすくなります。

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