「早起きになる方法」などを公開、米国で人気を集める自己開発系ブロガーのスティーブ・パブリナ氏。PCと紙を併用する、氏の自己管理術は?(Lifehacker)
【この記事は、2006年5月10日付で米ブログメディア「Lifehacker」に掲載された記事を翻訳したものです。】
生産性向上に関する著作が多い、起業家のスティーブ・パブリナは、コーヒーを断つ方法や目覚ましが鳴ったらすぐ起きる方法などに費やしている以外のあいだ、仕事をしている。彼の仕事ぶりを紹介しよう。
LH: 毎日使うデスクトップ・ソフトウェアは?
スティーブ 毎日:
毎日ではないけれど:
LH: 毎日利用するWebサイトは?
スティーブ 毎日:
LH: スケジュール管理にどんなPDA、オーガナイザ、システムを使っていますか?
スティーブ PCと紙を併用しています。PDAは全く使いません。
自分のPCでAction Outlineを使って目標、プロジェクト、タスクを整理し、何十種類ものリストの作成を行うほか、記事、ポッドキャスト、長期プラン、スピーチ原稿などのアイデアを書き留めています。すべて階層構造で整理されており、ホットキーで即座に表示できます。
紙の週間予定表、紙の作業日誌もつけています。予定表にアポや会議を入れていますが、日時が決まったものは多くないので、それほど予定でぎっしりというわけではありません。作業日誌にはスパイラルノートを使い、この中に毎日のToDoリストを作っています。問題を処理する過程の記録、ブレインストーミング、マインドマップや短期プランの作成、電話の際のメモ書きなどにこの日誌を使います。週の終わりに、日誌の中の関連のある事項やメモをPCシステムに戻します。つまり、日誌は週単位の“アクティブRAM”のようなもの、PCシステムはハードディスクとして機能しています。
日誌はまた、過去の週、月、年を振り返り、自分が毎日何をしていたかを知ることができる履歴でもあります。だから、日誌を見れば、6カ月前の今日、自分が何をしていたか、正確に言えます。長期の大型プロジェクトに取り組んでいるときは、通常、そのプロジェクト専用の日誌も作ります。そうしておけば将来の参考になり、達成が容易になるからです。1993年から作業日誌を残していますが、とてもいいですよ。メモは使いません。デスクの上にある紙のアイテムはこの作業日誌だけです。
紙の参考資料をファイリングするために4段のキャビネットを使っています。ごく平凡なやつを。オフィスにはたくさん本棚があり、自己開発関連の役に立つ参考図書を保管しています。
最後に、PCには複数のExcelファイルを置いて、いろんなことについて、自分の進ちょく度合いを管理しています。例えば、ジムでの運動の記録を毎週つけているExcelファイル。1マイルをどのくらいの時間で走れたか、各種エクササイズでどれだけの負荷重量をこなせたかなどを記録しています。こうすることで、目標に合わせて改善を図り、運動内容を調整していくことができます。今は週7日間、1日に60〜90分間エクササイズします。つまり、これが人生の大きな部分を占めているのです。
この記事は、Lifehackerの発行元である米Gawker Mediaの許可を得て、アイティメディア株式会社が翻訳したものです。翻訳責任はアイティメディアにあります。