事務用品から烏龍茶まで――コクヨが北京で通販サービス

コクヨが中国・北京でカタログ通販サービスを開始した。事務用品にとどまらず、トイレットペーパーや烏龍茶まで、約150種類の商品を取り扱う。

» 2006年10月10日 16時40分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 コクヨグループのコクヨインターナショナルが100%出資する国誉商業(上海)有限公司が設立した「国誉商業(上海)有限公司北京分公司」は10月10日、北京でオフィス用品のカタログ通販事業「Easybuy(イージーバイ)」を開始した。

 Easybuy事業では、コクヨ製品だけでなく日系メーカーや現地メーカーの事務用品を扱う。さらに、トイレットペーパーや烏龍茶に至るまでオフィスに必要なあらゆるアイテムを販売する。北京でのサービス開始に合わせて、147品目のアイテムを掲載した2006年秋・冬号カタログを発刊。上海エリア・北京エリアを対象にした法人ユーザー向けに提供する。2006年秋・冬号カタログでは、「Easybuyバイヤーのお薦め商品(better choice)の掲載」「環境保護商品の充実」「業務用パックの拡充」に注力して紙面を構成したという。なお、Easybuyの中国語表記は「易優百」。容易に優れた数多くの商品を買えるという意味だ。

2006年秋・冬号カタログ

 北京では2008年のオリンピック開催に向けて、ビル建設ラッシュを迎えている。新しいオフィスも次々と設けられ、それに伴ってオフィス用品の市場も急速に拡大しているという。コクヨによれば、事務経費を透明化させ、仕事の効率を向上させる狙いから、中国でもオフィス用品のカタログ通販は市場が拡大している。こうした状況を受け、北京でのカタログ通販事業を展開することにしたという。

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