ソースネクストの名刺読み取り&管理ソフトが発売

ソースネクストは、名刺をスキャンして文字を読み取り、住所録を作成できるソフトウェア「本格読取 おまかせ名刺管理 2」などを11月3日に発売する。

» 2006年10月12日 19時57分 公開
[吉田有子,ITmedia]

 ソースネクストは、スキャナを使って文字を読み込み、デジタル化するソフトウェア2種類を11月3日に販売する。名刺からの読み込みと住所録作成に特化した「本格読取 おまかせ名刺管理 2」と、汎用的なOCRソフト「本格読取 2」だ。いずれも価格は1980円で、Windows XP/2000に対応し、Windows Vistaへの対応も保証している。

 両ソフトともパナソニック製の文字認識エンジンを搭載し、かすれた文字や斜めになった文字の認識率が前のバージョンと比べて向上したという。スキャナ以外でも、PCの画像ファイルを読み込める。

「本格読取 おまかせ名刺管理 2」

 おまかせ名刺管理 2では、多くの名刺を並べてスキャナで取り込んでも、自動的に名刺ごとに切り分けて住所録を作成する。住所録にはメモの記入や画像などのファイルを添付できるほか、パスワードを設定して情報を保護できる。画面には検索ボックスがあり、全文検索や検索条件の保存が可能。

 そのほか、別売りの同社製地図ソフト「ゼンリンデータコム デジタル全国地図」(1980円)と連携。住所録に登録された住所の地図を表示できる。

名刺のサムネイル表示も可能だ

 本格読取 2には、38分野61万語以上の専門用語辞書を装備。13万語強の基本辞書との合計で約74万語となり、専門書や論文なども高い精度で読み取れるという。

 読み込む書類に写真がある場合は、WordやExcelファイルに同じようなレイアウトで書き出すことができる。このほか、スキャンした画像が傾いている場合は自動的に補正する。

「本格読取 2」のメイン画面
Excelに書き出したところ

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