「床に座る」日本文化に着目、コクヨが床座など6商品を発売文具ニュースダイジェスト

» 2006年10月23日 14時52分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 コクヨファニチャーが運営するインテリアショップ「カギロイ」は、リビングデザイナーの小泉誠氏とインテリアデザイナーの村澤一晃氏がデザインした床座など6つの新商品を10月25日に発売する。

 新発売するのは、小泉氏のデザインによる「BANZAI floor chair(バンザイフロアチェア)」と「BANZAI floor arm chair(バンザイフロアアームチェア)」、村澤氏による「aguza(アグザ)」と「takaza(タカザ)」、カギロイと木工工房とのコラボレーションにより開発された「H110チェア」と「H220チェア」の合計6商品。

左がBANZAI floor chair、右がaguza

 いずれの商品も「床に座る」という日本文化に着目した商品で、座面の高さが50〜220ミリ程度。フレームと背もたれに無垢材を使うことで温かみを出す一方、座り心地も追求した。特にBANZAI floor arm chairとaguzaでは、座面高を115〜190ミリと低めに設定し、ダイメトロール(ゴム製の布バネ)を使用することで、長時間座っても疲れにくさにも配慮したという。

 小泉氏デザインのBANZAI floor chairのサイズは500×590×335ミリ(幅×奥行き×高さ)。価格は3万5175円〜4万1580円。BANZAI floor arm chairのサイズは552×550×390ミリ。価格は4万8720円〜5万3865円。村澤氏デザインのtakazaのサイズは568×600×552ミリ。価格は4万8825〜5万9220円、aguzaのサイズは肘なしが594×635×512ミリ、肘つきが645×635×512ミリ。価格は5万6595〜7万4655円。

 このほか、カギロイと木工工房によるH110チェアのサイズは500×610×400ミリ。価格は3万5700円〜3万8430円。H220チェアのサイズは600×620×510ミリ。価格は5万8800円〜6万3840円となっている。

左がH110チェア、右がH220チェア

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