ハガキにかぶせるハンディスキャナ「scamo」仕事耕具

本体にハガキサイズのスキャナを搭載した「scamo」。スキャンしたいものに本体を覆いかぶせて使用する。読み取った画像は、別途スキャンした手書きの文字などと、PCなしでも合成できるのが特徴だ。

» 2007年04月04日 17時10分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 理想科学工業と理想ベックは、ハンディスキャナ「scamo(スキャモ)」と「scamo beam(スキャモビーム)」の2機種を開発した。5月1日に理想科学工業が発売する。価格はscamoが2万790円、scamo beamが2万6040円。

左がscamo、右が赤外線通信機能を搭載したscamo beam

 scamoは、本体にハガキサイズのスキャナを搭載。スキャンしたいものの上に本体を覆いかぶせ、本体のファインダーをのぞきながらスキャンできる。読み取った画像は、別途スキャンした手書きの文字などとPCなしでも合成可能だ。シールや名刺サイズの印刷用に10種類のレイアウトも用意した。

 SDカードスロットを搭載しており、容量2GバイトまでのSDカードに画像データを保存することも可能だ。PictBridge対応のプリンタに読み取った画像データを直接出力できる。scamo beamは「IrSimple」に対応した高速赤外線通信機能を備えており、携帯電話に画像の送信も行える。理想科学工業によれば、携帯電話の待ち受け画面や携帯電話用の画像付きコンテンツ作りにも応用できるという。

 scamoとscamo beamの最大読み取りサイズはハガキサイズの100×148ミリで、最大有効画素数は1184×1752ピクセル。解像度は300dpi。画像の保存形式はDCF Ver1.0規格のJPG画像となっている。いずれも本体サイズは303.5(幅)×170.0(奥行き)×32.5(高さ)ミリ。重さは約620グラム。電源は外付けACアダプタを使用する。

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