ブログ界隈を巡回していたら「新しいタグ[だれか読んで]を開発しました」という記事を発見した。
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先日、ブログ界隈を巡回していたらブログ「児童小銃」で「新しいタグ[だれか読んで]を開発しました」という記事を発見した。はてなブックマークなどのソーシャルブックマークで「だれか読んで」というタグを付けると、タグが付いた記事をタグ付けした以外の人が読んで、タグ付けした人に内容を教えてほしい――という意思表示なのだそうだ。
誘発されたのか、ブログ「煩悩是道場」でもいくつかバリエーションを“開発”していた。詳細は「煩悩是道場」の記事を読んでほしいが、筆者が「ぜひ使いたい」「仕事にも役立ちそう」と思ったのは、Tipsなどを「纏めて」タグ、イラスト化してほしいときの「描いて」タグあたりである。
こうしたタグは、言ってしまえば“他人任せ”なタグではあるが、一方でコンテンツを作る側からすればタグを通じて読者のニーズも見えて来る。ブログ「児童小銃」でも指摘されているように、「[だれか読んで]タグはプライベートブックマークでは全く意味をなさず、どこからどう見てもコミュニティを意識した社会性あふれるタグ」なのだろう。それに、直接のコメントとして「だれか描いてよ」とおねだりするよりも、タグとして書いたほうがシステマチックな感じがして奥ゆかしい。
こうした他人任せな“おねだり”タグをソーシャルブックマーク以外でも利用できないか――と思って調べていたら、おあつらえ向きのネタがちょうどあった。今回の週間アクセストップ10で6位にランクインした「Amazonウイッシュリストで“読んだ本”を管理する」である。例えば、ウィッシュリストに「だれか買って」もしくは「だれかプレゼントして」なんていうタグを付けたらどうだろう。
コメントそのものではなく、タグだと言い張ることでなんとなく曖昧な日本人的な心情のニュアンスを表現できる。これなら日本ではあまりプレゼントに利用されていない雰囲気のウィッシュリストでも上手におねだりできそう!? さすがに浅ましすぎるか……。
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