スパムメールで高まる企業リスクと奪われる社員の時間アイマトリックスの「マトリックススキャン」で解決

毎日押し寄せるスパムメール。昨今、スパムメールに端を発したウイルス感染や情報漏洩による企業リスクが現実化しつつある。スパムメールを効果的・効率的に処理して、企業リスクの低減に効果を発揮するアイマトリックスの「マトリックススキャン」とは何か?

» 2007年06月06日 10時00分 公開
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 “業務に関係ないメール”が届くだけならば、無駄な時間がかかるだけで済む。しかしながら、ウイルス付きのスパムや、リンク先が悪意のあるサイトになっているなどの場合もある。日本版SOX法の実施を控え、セキュリティの観点からみても“スパムは有害である”ことをまず理解しなければならない。

増加し続けるスパム

 ここ数年、送りつけられるスパム件数も増加の一途をたどっている。一説にはインターネットを流れるメールの8割は「スパムメール」だともいわれるほど。一方で、業種や業種を問わず、メールはビジネスに欠かせない「ビジネスインフラ」であることも事実だ。

 スパムメール処理によって、社員のどれくらいの時間が無駄になっているか、試算してみたことはあるだろうか。1日5分をスパムメールとの格闘に 使っていると考えても、1日の仕事時間の約1%が失われている。100人規模の企業であれば、まるまる1人分がスパムメール処理に使われていることになるわけだ。

 単純にコスト的な側面だけで考えても、大量のスパムが届くことによる悪影響は大きい。さらにいかがわしい内容のスパムが届くことによる社員のモチベーション低下など、副次的な被害も考慮しなければならない。

 さらにやっかいなのが、スパムメールの手口は非常に早いスピードで進化している点。従来の文字中心のスパムメールから、画像スパムメールがここ1年で主流となったこともその一例だ。画像スパムは全スパムメールの半分を占めるという調査結果もある。ユーザー自身がスパムの進化を補足し続けるのはすでに限界ともいえよう。

 こうしたスパムメールの進化に柔軟かつ迅速に対応できる製品は多くはない。その1つが、アイマトリックスが提供する「マトリックススキャンだ」。特徴はメールの内容ではなく、“スパムメールの特徴やふるまい”を見てスパムかどうかを判別するところにある。

マトリックススキャンはスパム判定用のデータベースを手元に持たず、都度、最新のデータベースに照会をかける。一度照会したデータは本体のキャッシュに保持し、次回以降はそれを参照する。これがリアルタイムの由来だ

 この技術の開発元であるCommtouchは、世界各地にスパムメールを受信して情報を集める“おとりサーバ”を設置しており、データベースに情報を集積している。情報は米国のサーバに集められ、スパムかどうかをチェックする際はリアルタイムにアクセスして確認される。つまりデータベースアップデートの時間なしで、常に最新の情報に基づいてスパムが排除できるわけだ。

“誤検知の値”と“管理負荷”に注意

 スパム対策ソリューションを選択する際に、忘れがちなのが“誤検出”がどれだけあるか、“管理負荷”がどのくらい発生するのかの2点だ。

 誤検知──つまりスパムではないメールを誤ってスパムと認定してしまう可能性は忘れてはならない。

 スパムの排除に失敗して、スパムを受信してしまっても、それを削除すればいい。しかし、スパムではないメールをスパムとして排除してしまった場合は問題が起こる。スパムの山の中に、もしかしたら重要なメールが紛れてしまうかもしれないからだ。

 マトリックススキャンの特徴の1つは、この誤検知率が非常に低いこと。誤検知の可能性は実に0.0036%との調査結果(出展:2004 Osterman Research Inc調べ)もある。

 そして最新のスパムデータベースをリアルタイムにかつ自動的にチェックするため、導入後の運用負荷が非常に少ない。ここがコストをかける価値のあるポイントだ。マトリックススキャンを採用した多くのユーザーが、“運用の手間をかけずに高い効果を上げることができた”という評価が圧倒的に多いのも、このような理由によるものである。

 企業のスパム被害は確実に増えており、対策を行う必要があるという危機意識はあるが、実際の対策にまで至っていないのが実情。マトリックススキャンはスパム対策用のアプライアンスサーバ(専用サーバ)として提供される。本体価格は100ユーザーの場合で70万円前後から購入でき、1000ユーザーの場合でも170万円程度。ハードウェアとして購入するものなので、翌年からは3〜4分の1程度の保守費用だけで済む。

 マトリックススキャンは国内でも、大手ISPが自社顧客向けのスパム対策ソリューションとして導入しており、その他多くの大規模なサービスシステムでも採用されている実績がある。それと同じ機能、仕組みが小規模企業向けをはじめとした全モデルに採用されているというのも大きな特徴。また、アイマトリックス自身による国内開発製品というのも安心感が高い。

 導入後の手間をかけずに効果を上げる。セキュリティ対策と併せて、社員の無駄な時間を削減して生産性を向上する。マトリックススキャンは、守りだけでなく、攻めに活用できるソリューションだといえるだろう。

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提供:アイマトリックス株式会社
制作:ITmedia Biz.ID編集部/掲載内容有効期限:2007年6月30日