Webアプリで実寸サイズを計測する3分LifeHacking

先日、「『通販で本を買ったら予想より大きかった』を解決する」で、「リアルサイズメーカー」というなソフトウェアをインストールして実寸サイズを測ってみた。ただ、正直言ってそれほどサイズを計測する機会もなかったりする。そうなると、いちいちソフトをインストールするのも面倒くさい。Webアプリで何とかできないものだろうか――。

» 2008年02月21日 23時59分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 先日の記事「『通販で本を買ったら予想より大きかった』を解決する」では、「リアルサイズメーカー」というソフトウェアをインストールして、実寸サイズを測ってみた。ディスプレイの大きさによっては、1センチが何ドットなのか差が出てくるから、実寸を測るにはこうしたソフトを利用するのもアリだろう。

 ただ、正直言ってそれほどサイズを計測する機会もなかったりする。そうなると、いちいちソフトをインストールするのも面倒くさい。

 だったらWebアプリならどうだろうか――。実は、先日の記事を受けて、「RealSizeMakerOnline」というWebアプリを作ってくれた読者がいた。このRealSizeMakerOnlineにアクセスすると、まずはページに表示された実線を実際に測って、入力する必要がある。このあたりは「リアルサイズメーカー」と同じだ。次に、幅(Width)と高さ(Height)を入力して「Show」を押せば、ブラウザ上で実寸を表示する。

ページに表示された実線を実際に測って入力

幅(Width)と高さ(Height)を入力して「Show」を押せば、ブラウザ上で実寸を表示する

 RealSizeMakerOnlineではブックマークレットも用意している。「このページの商品、どのくらいの大きさなんだろう」という時にブックマークレットを利用すれば、ページを遷移することなく、幅と高さの入力フィールドを表示してくれるので便利だ。


ブックマークレットを登録すれば、どこのページを閲覧していてもいつでも実寸を求めることできる

 ――と、ここまで書いてきたが、ずぼらな筆者としてはそもそもあんまり厳密なサイズを求めていなかったりする。実はAmazonの書籍だけだが、ざっくりとしたサイズが分かるサービスがあるのだ。

 それは「amazon.co.jp 非公式アイテム検索」。例えば「3分LifeHacking」をフィールドに入力すると、書籍「3分LifeHacking」を検索できる。詳細ページの下部にある「書籍サイズを比較する」ボタンを押すと、書籍「3分LifeHacking」の隣にサンプルとして新書も表示するので、だいたいの大きさが感覚的につかめる――というわけだ。同時に重さも「281g(文庫本2冊程度)」という感じで、ほかの何かに例えて教えてくれるから便利だろう。

ページ下部の「書籍サイズを比較する」ボタンを押すと、サンプルの新書と書籍「3分LifeHacking」が並んで表示。重さも何かに例えて教えてくれる

 ちなみにこの重さを例える機能だが、「amazon.co.jp 非公式アイテム検索」の作者によると、本誌記事「モノの重さをわかりやすく例える」を参考にしたとのこと。ありがたい話です。

本日のレシピ
名称 利用料 概要
RealSizeMakerOnline 無料 幅と高さを入力すれば、ブラウザ上で実寸を表示。ブックマークレットも用意している
amazon.co.jp 非公式アイテム検索 無料 Amazonの書籍を対象に、新書サイズとの比較を見せてくれる。重さの例えも便利

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