どこから手をつければいいかわからなくて困る【問題編】シゴトハック研究所

新しく入ってくる新入社員の研修担当を任されることになったカホコさん。しかし全く準備ができないまま、直前に。そんなときにマサヨシ課長が行ったアドバイスとは?

» 2008年03月19日 22時21分 公開
[大橋悦夫,ITmedia]
    マンガ:ふじたきりん

 4月から新入社員を迎えることになり、研修担当を任されることになったカホコさん。何から手をつけていいのか途方に暮れているようです。

マサヨシ課長 気づけばもうすぐ新年度だな。

タカフミ君 早いですねー。

マサヨシ課長 で、今年もうちの部に新入社員がやってくることになったぞ。

タカフミ君 おお、増員だ!

ヒロシ主任 カホコさんにも後輩ができるね。

カホコさん わーい!

マサヨシ課長 そこでだが、昨年はタカフミ君に引き受けてもらった研修担当を今年はカホコさんにお願いしようと思うんだが、どうだろうか?

カホコさん えっ! ホントですか?

 その夜。

カホコさん うーん、いったいどこから手をつければいいのやら……。タカフミさんは去年はどんな感じで準備されたんですか?

タカフミ君 そりゃぁもう綿密に調査を重ねて、緻密で過密で濃密な研修プランを……。

ヒロシ主任 えー、うそばっかり! 毎晩ひーひー言いながら資料作ってたじゃない。

タカフミ君 あはは。まぁ、そういうこともありましたね。

カホコさん つまり、参考になるような資料はない、ということですね……。

タカフミ君 ハ、ハイ。

カホコさん 課長、何かいいアドバイスはありませんか?

マサヨシ課長 ウム。そうしたら、まずA4の紙1枚とペンを用意してもらえるかな。話はそれからだ。

筆者:大橋悦夫

1974年、東京生まれ。ブログ「シゴタノ!仕事を楽しくする研究日誌」主宰。学生時代よりビジネス書を読みあさり、システム手帳の使い方やスケジュール管理の方法、情報整理のノウハウなどの仕事術を実践を通して研究。その後、ソフトウェアエンジニア、テクニカルライター、専門学校講師などを経て、現在は仕事のスピードアップ・効率アップのためのセミナーや研修を手がける。デジタリハリウッド講師。著書に『「手帳ブログ」のススメ』(翔泳社)『スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術』『チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術』『そろそろ本気で継続力をモノにする!』、近著に『Life Hacks PRESS vol.2』『LIVE HACKS! 今を大切にして成果を5倍にする「時間畑の法則」』がある。


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