カシオの「スーパースリムプロジェクター」に3000ルーメンモデル仕事耕具

カシオは、世界最薄の「スーパースリムプロジェクター」に新製品を追加する。従来のモデルのスリムさはそのままに、高輝度モデルと高い色再現性を持ったモデルを用意した。

» 2008年05月12日 23時42分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 カシオ計算機は5月12日、プロジェクタとしては世界最薄の「スーパースリムプロジェクター」に、新製品8機種を発表した。価格は19万8000円〜29万8000円で、7月上旬から順次発売する。

 「スーパースリムプロジェクター」は、カシオが2006年に発売した薄型のプロジェクタ。B5ファイルサイズで厚さは43ミリ、重さ1.8キロと、携帯性を重視している。今回、スリムな形状や広角2倍ズームはそのままに、高輝度モデル「XJ-S57」「XJ-S52」、色再現性の高いモデル「XJ-SC215」「XJ-SC210」、スタンダードモデル「XJ-S47」「XJ-S42」、エントリーモデル「XJ-S37」「XJ-S32」の8機種を追加した。

 高輝度モデルのXJ-S57/S52は、光源ユニットや冷却方式などの改良により、輝度3000ルーメンを実現した。明るい部屋でも照明を落とさずに使用できるため、日常的なミーティングから本格的なプレゼンテーションまで、幅広い用途に活用できるという。

 色再現性の高いXJ-SC215/SC210は、色度域を従来機種(XJ-S46)に比べ10%拡大した。これにより、白の美しさはそのままに、黄色や肌色はより自然に、赤や青はより鮮やかに再現できるという。色再現性を重視する教育現場や医療関係の説明・発表用途に適している。

 XJ-S57、XJ-SC215、XJ-S47、XJ-S37では従来機種同様、PCを使わずとも静止画や動画を使ったプレゼンテーションが可能だ。事前に付属のPC用ソフトでデータを変換しておけば、プレゼンテーション、表計算、ワープロ、PDFなどのデータも、USBメモリを接続することで投影が可能となる。

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