これら基本のショートカットは、普通のアプリケーションならば対応していて当たり前。対応していなかったら文句を言っていい。逆にいうと、ここから先はアプリケーションごとに違うものが増えてくる。
まずは各アプリケーションで自分がよく使う操作は何なのか、自分で分析することから次のステップは始まる。それは、「メールの受信」だったり「新規作成」だったり、「URL入力」や「特定のブックマークを開く」だったりするだろう。
次にこの操作に対応するショートカットがないか探す。たいていのアプリケーションは「ファイル(F)」「編集(E)」……といったメニューを開くと、その横に[Ctrl]+○○などと書いてあるので、分かるはず。ところがこうした記載のない隠しショートカットもあるので、このジャンルは奥が深い。
さらにショートカットが用意されていないなら、自分で追加してしまうことだってできる。下記が筆者が自分で設定している各種のショートカットだ。何かの参考にしてほしい。
目的 | ショートカット | 使用アプリケーション |
---|---|---|
アプリケーション立ち上げ | [Ctrl]+[J] | PicoPad |
URLバーにフォーカス | [Ctrl]+[L] | Firefox |
検索バーにフォーカス | [Ctrl]+[K] | Firefox |
よく使うブックマーク | [Ctrl]+[L]→キーワードを打つ | Firefox |
バックスペース | [Ctrl]+[H] | エディタなど |
ひらがなに変換 | [Ctrl]+[U] | ATOK |
カタカナに変換 | [Ctrl]+[I] | ATOK |
半角に変換 | [Ctrl]+[O] | ATOK |
英字に変換 | [Ctrl]+[P] | ATOK |
画面サイズに合わせる | [Ctrl]+[0] | Photoshop |
ショートカットは本当に奥が深い操作法だ。これをマスターするためには、しっかりその操作を指に覚え込ませて、意識せずに使えるようになってから次のショートカットに向かうことだ。「U」を打つことを意識せずに[U]キーが押せて初めてタッチタイプができたと言う。ショートカットも同じである。みなさんの健闘を祈る。
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