コストダウンがエコになる――プリンタ使いに欠かせない4つのLifeHack第4回エコプロダクツ大賞受賞の「DocuPrint C2250」

プリント用紙の無駄使いを減らしてコストダウンすることはエコにも通じる。そんなビジネスプリンタの選び方から、プリンタ使いに欠かせない4つのLifeHackを紹介しよう。

» 2008年07月07日 10時00分 公開
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 洞爺湖サミットの開催にともない、エコに対する関心が高まっている。とはいえ「エコのために何かしてますか」と聞かれると、「エコといってもねえ」と及び腰な方もいるかもしれない。

 身近で簡単なのは、紙やトナーを大切に使うこと。消費電力の低いプリンタを選ぶことも重要だ。エコはコストダウンにも直結する課題なのである。

 プリント環境についてエコを考えるなら、やはりプリンタ自体がエコに配慮したものを選びたい。購入時は総合的なランニングコストを考慮し、CO2もプリント用紙もしっかり削減できるか確認しておくべきだろう。  例えば「TEC値」をご存じだろうか。TEC(Typical Electricity Consumption)値とは、プリンタなどのオフィス機器における「1週間の標準的な消費電力量」を示す。稼働状態とスリープ/電源オフ状態をウイークデイにあたる5日間繰り返し、休日2日分はスリープ/電源オフ状態のまま過ごして、その消費電力量を測定したものだ。単位はキロワット時(kWh)。1kWhで0.555キログラムのCO2を排出したことになる。  富士ゼロックスが2007年11月に発売したA3対応カラーLEDプリンタ「DocuPrint C2250」のTEC値は1.63kWh。CO2に換算すると約0.9キログラムの排出量になる。省エネ大賞を獲得した前モデルの「C2424」のTEC値が3.81kWh(CO2排出量換算で約2.1キログラム)だったことを考えると、TEC値で約58%低減したわけだ。CO2排出量で言うと1.2キログラムの差になり、1年間を50週だとすると約60キログラム前後のCO2排出量を削減できる計算になる。この60キログラムのCO2を吸収するには樹齢50年のスギが約4〜5本必要なのである。  このC2250、第4回エコプロダクツ大賞経済産業大臣賞に選ばれている――と言われてもあまりピンとこないかもしれないが、第1回の大賞は有名なトヨタのハイブリッドカー「プリウス」が受賞。このエコプロダクツ大賞をプリンタ業界で初めて受賞したのがC2250なのである。 □green ●DocuPrint C2250 ←l_st_eco02.jpg,,DocuPrint C2250  新開発のLEDプリントヘッドの採用により、最大1200×2400dpiの高精細出力に対応したオフィス用途向けのA3プリンタ。印刷速度はA4横でカラー/モノクロとも25枚/分の高速印刷に対応した。価格は19万8000円。  省エネ対応のASIC搭載コントローラの導入により、スリープモード時の消費電力を1.5ワットに抑えるなどの省エネ設計が特徴だ。TEC値の低さから「国際エネルギースタープログラム」に適合。洞爺湖サミットの会場や国際メディアセンターなど5拠点でも使用される。  標準給紙容量はトレイ560枚+手差しトレイ100枚で、両面印刷はオプションで対応可能となっている。接続インタフェースは10/100BASE-TおよびUSB 2.0に標準対応(パラレル接続はオプション)。ネットワーク接続はIPv6に対応している。本体サイズは640×665×399ミリ(幅×奥行き×高さ)、重量は63キロ(消耗品を含む)。 ◆http://www.fujixerox.co.jp/product/docuprint_c2250/◇>>C2250の詳しい情報はこちら◆ □□ ●コスト削減&エコのための4つのLifeHack ○その1:資料は「まとめて1枚」に  トナーや用紙の削減には工夫が必要だが、せっかくエコなプリンタを使うなら両面印刷やNアップ印刷(C2250では「まとめて1枚」)を試したい。例えば、まとめて1枚を活用すると効果的にコスト削減とエコを達成できる。富士ゼロックスのプリンタドライバでは最大32ページ分を1ページにまとめて印刷できる。  文字数の多いテキストの場合は、4〜6ページをまとめると全体が把握しやすい。画像をまとめて見たい時は、最大の32ページ分をまとめると写真のインデックスプリントのような使い方ができる。用途に応じて試してみよう。 ↓l_st_eco03.jpg,,「まとめて1枚」印刷の設定画面。C2250のプロパティ−[基本]タブの右側に設定項目 ○その2:放置プリントに効果的――ヘッダー/フッター印刷  意外と気になるのが、プリンタの周りに印刷済みの用紙が放置されているケース。誰かが印刷したもののはずだが「これは一体誰のだろう?」などと思ってしまうこともある。「印刷した紙に名前があれば分かるのに」という要望に応じるのが、ヘッダー/フッター印刷だ。  プリンタドライバでヘッダかフッタに印刷を実行したユーザーの氏名や印刷日時を印刷するようにしておけば、誰が印刷したかがすぐ分かる。これで放置プリントも解決できるはず。情報漏えいを防ぐ意味でも活用したい。 ↓l_st_eco04.jpg,,「ヘッダー/フッター印刷」の設定画面。C2250のプロパティ−[スタンプ/フォーム]タブに「ヘッダー/フッター印刷」のボタン(画像上部)。ボタンを押して、印刷項目を決定(画像下部左)し、「印刷する」にチェック(同右)。印刷位置や文字のフォント、サイズ、色などの変更も可能 ○その3:トナーを長持ちさせる方法  C2250は用紙全体のトナーの像密度を30%削減するトナー節約機能も搭載。カラーでもモノクロでも利用できる。試し刷りなどに積極的に利用しよう。 ↓l_st_eco05.jpg,,トナー節約機能を利用するには、C2250のプロパティ−[詳細設定]タブの「トナー節約」にチェック ○その4:セキュリティ対策もエコに効く  最近のプリンタはICカードでユーザーを認証して印刷を許可する機能を搭載しているモデルも出てきた。オプションだが、C2250でも別売の「IC Card Gate2」とプリンタ用HDDの追加で認証機能に対応できる。  この機能を使うと、認証を行うまでHDD内に蓄積されたデータを印刷できなくなるが、一定時間過ぎると消去されることがポイント。例えば、間違ってプリントした場合、わざと認証しないことで印刷の無駄を防げるというわけだ。 〜〜  エコなプリンタ選びから、エコなLifeHackまでを紹介した。「そろそろプリンタを買い替えたい」と考えていたり、コストダウンにもエコにも興味がわいたなら、この機会にコストダウンにも直結するエコなプリンタを選ぶべきだろう。

第4回エコプロダクツ大賞受賞の「DocuPrint C2250」


コストダウンがエコになる――プリンタ使いに欠かせない4つのLifeHack
プリント用紙の無駄使いを減らしてコストダウンすることはエコにも通じる。そんなビジネスプリンタの選び方から、プリンタ使いに欠かせない4つのLifeHackを紹介しよう。
(2008/07/07)




目黒陽子が訊く:「環境に優しいプリンタって、どこが違うんですか?」
OA業界で初めて、エコプロダクツ大賞経済産業大臣賞を受賞した富士ゼロックス。環境に優しいプリンタとは? プリンタ選びでエコを意識すべき理由とは? キャスター・目黒陽子氏が富士ゼロックスを訪問、話を聞いていく。



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提供:富士ゼロックス株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia Biz.ID編集部/掲載内容有効期限:2008年9月30日