「別ウィンドウで開く」リンクをクリック前に判別する3分LifeHacking

リンクをクリックした際、いきなり別ウィンドウが起動してイラッとした経験は誰にでもあるだろう。クリック前にそれらの挙動を判別できるFirefoxアドオンが「Link Alert」だ。

» 2008年07月08日 11時48分 公開
[kizuki,ITmedia]

 Webページを巡回していると、リンクをクリックした際にいきなり別ウィンドウが立ち上がってびっくりすることがある。かと思えば逆に、別ウィンドウに表示されるべきヘルプコンテンツなどが同一ウィンドウで開いてしまい、フォームに入力中だったデータが消去されてしまうこともある。いずれの場合も、作業のヤル気を喪失させるには十分だ。

 ユーザビリティーを考えると、自サイト内のリンクは同一ウィンドウ、他サイトへのリンクは別ウィンドウで開くというのがオーソドックスなルールだが、いつも守られているかというと「No」である(前述のヘルプコンテンツなどがそうだ)。別ウィンドウで開くことを小さなアイコンで示しているサイトもあるが、世の中のあらゆるサイトがそうしたアイコンを採用しているわけではない。結果として、クリックするまで挙動が分からず、ストレスを溜める一方だ。

Link Alertの設定画面。外部リンク、内部リンク、新しいウィンドウの3つの属性についてアイコンを表示できる。デフォルト設定ではOFFになっている場合もあるので、チェックを入れて再起動しよう

 こうした場合に便利なのが、クリックした際のウィンドウの挙動をアイコンで表示してくれるFirefoxのアドオン「Link Alert」だ。もともとは、PDF、JPGといったリンク先のコンテンツをアイコンで表示してくれるアドオンだが、クリック後に別ウィンドウが開くのかどうか、またページ内リンクで移動するのか、といった挙動についてもアイコンで表示してくれる機能を持っているので、クリック前にこれらの挙動を知りたいという場合には非常に役に立つ。なお、同様のことがOperaのユーザースクリプト「Link alert」でも可能だ。

 特にタブブラウザを利用している場合、リンクをバックグラウンドのタブで開く設定にしていると、ページが開いたことに気付かずに何度もクリックしてしまうことがある。こうした場合の対策としても有効であると言えそうだ。

カーソル横にアイコン。これは新しいウィンドウが立ち上がる場合
こちらはページ内リンクの場合

本日のレシピ
アドオン名 対応ブラウザ 利用料 作者
Link Alert Firefox 1.5〜3.0 無料 conlan氏
Link alert Opera 8以降 無料 TarquinWJ氏

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