量産から50周年――スケッチブック「図案シリーズ」にブランドマーク マルマン仕事耕具

量産から50周年を迎えたマルマンのスケッチブック「図案シリーズ」にブランドマークができた。

» 2008年07月08日 17時57分 公開
[鷹木創,ITmedia]
図案シリーズのブランドマーク

 ノートなどの文具製品を製造・販売するマルマンは7月8日、同社のスケッチブック「図案シリーズ」のブランドマークを作成したと発表した。7月9日から使用を開始する。

 「図案シリーズ」は、国内スケッチブック市場で5割を超えるシェアを持つというマルマンの主力製品。2008年に量産から50周年を迎えることを受け、同社では図案シリーズのブランドマークを新たに作成。量産開始年を「Since 1958」と入れることで、「50年間培ってきた品質と信頼を今後も保っていく決意を表現した」(マルマン)という。

 マルマンでは、図案シリーズ量産開始50周年に先立つ2007年の「国際文具・紙製品展(ISOT)」で、図案シリーズのデザインを採用したリングノートやファイルノート、バインダーなどを発表。2008年3月には50周年記念製品として、1958年当時の仕様を再現した「図案シリーズ・復刻版」や、高級皮革を使用した専用カバー「エクルミ」などを限定販売していた。

図案シリーズのブランドマーク

 今後、スケッチブックだけでなく、ノートやボールペンなど図案シリーズブランドの文具製品としての展開を図る。いずれも限定製品ではなく通常製品として発売する予定だ。

新しいロゴマーク

 またマルマンでは、同社のロゴマークやロゴタイプなどのコーポレートブランドを一新する。ロゴマークは、図案シリーズの表紙デザインがモチーフ。「製品を通じて、これまで紡いできたお客様との関係をこれからも変わらずに紡いでいくという姿勢を表現した」という。併せて、コーポレートカラーも黄色と黒に決定。ロゴマークに採用した。

 新しいロゴタイプは従来のデザインを残しつつ、細めのフォントに変更。字間を広めにすることで、全体的にゆとりを持たせたデザインだという。旧ロゴタイプは、グラフィックデザイナー原弘氏によるもので、旧社名「丸万商店」から現在の社名に変更した1962年の翌年ごろから使用していた。

新ロゴタイプ

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