投資初心者のための手帳が登場

「内藤忍の資産設計塾」シリーズで人気の内藤忍氏が監修した手帳が発売された。投資初心者でも、この手帳を1年間付けることで、「手間がかからず」「リスクを抑えられた」「誰でもできる」投資手法を学べるという。

» 2008年10月27日 11時16分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 ディスカヴァー・トゥエンティワンは「内藤忍の投資手帳」を発売した。スケジュールやメモといった基本的な手帳機能に、投資知識を学べるコンテンツが加えられている。日付や月は自分で書き込む方式で、いつからでも使い始められるようになっている。

 内藤氏はマネックス・ユニバーシティ社長で、「内藤忍の資産設計塾」シリーズで人気を集めている。この手帳を使うことで、「ギャンブルのようにハラハラする投資方法ではなく、シンプルで安心、着実に資産を増やせる投資方法が実践できるようになる」という。

 内藤忍の投資手帳では、毎週、株式市場や為替相場の情報を記録することでマーケットの動きに対する感覚を磨き、「インデックス」や「リスク許容度」といった投資用語を1つずつ学んでいく。毎月用意されているコラムでは、金融商品の情報や投資の心構えなどを解説している。そして、3カ月に1回、自分の資産状況をモニタリングして、次の3カ月の計画を立てていく仕組みになっている。

毎週、株式市場や為替相場のデータを記録(左上)、もちろん毎日のスケジュールを付ける欄もある(左下)、毎月の予定と、投資プランを記入(右)

 手帳を1年間付けていくことで、「手間がかからず」「リスクを抑えられた」「誰でもできる」投資手法を学べるという。また、手帳の利用者をサポートするための内藤氏のブログも開設されており、利用者からの質問に内藤氏が答えてくれる。

 本体価格は1575円、ページ数は256ページ。サイズは186×134×10ミリ(縦×横×厚さ)。

 →内藤忍インタビュー(前編):なぜ人はストレスを抱え、損ばかりするのだろうか?

 →内藤忍インタビュー(中編):お金を殖やすためには、何を知ることが大切?

 →内藤忍インタビュー(後編):なぜお金を殖やせないのか? 3つの失敗例と“正解”はない分散方法

 

3カ月に1回、自分の資産状況をモニタリング

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