4つのエアクッションで“流動感” コクヨのオフィスチェア「Avein」仕事耕具

コクヨファニチャーは、体重移動に応じて複数のエアクッション間で空気が流動するオフィスチェア「Avein(アヴェイン)」を発売する。

» 2008年10月27日 14時00分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 コクヨファニチャーは、体重移動に応じて複数のエアクッション間で空気が流動するオフィスチェア「Avein(アヴェイン)」を2009年2月1日に発売する。価格は、布製のスタンダードタイプが19万4250円、本革製のヘッドレスト付きタイプが23万6250円。

(左)「Avein(アヴェイン)」ヘッドレスト付きタイプ本革仕様。(右)エアクッションを搭載した内部機構

座面と背面の体重移動に応じて、エアクッション間を空気が流動する仕組み

 「ノートPCの普及などによって、前のめりで椅子に座るオフィスワーカーが増えてきた」(コクヨ)。PCの使用時間が長いビジネスパーソンのために、前傾姿勢でも快適に座れるよう設計したという。

 座面と背面に2つずつ、計4つのエアクッションを搭載。座面と背面は独立しているが、各2つのクッション同士がバルブ付きのチューブでつながっており、片方に体重がかかると、もう片方に空気が流入する仕組みだ。空気の流動スピードはバルブの開け閉めによって調整可能で、「座る人の姿勢の変化や体型に応じて、“流動感”という新たな座り心地を提供する」(コクヨ)。

 柔らかさを感じさせるフォルムや製品コンセプトは、デザイナーの山中俊治氏とのコラボレーションによるもの。製品名のAveinは、英語の「air(空気)」と「vein(血管、静脈、葉脈)」を組み合わせた造語だという。

 サイズは可変で、スタンダードタイプが630×612×978(幅×奥行き×高さ)から768×885×1065ミリ、ヘッドレス付きタイプが630×612×1095ミリから768×885×1235ミリ。座面の高さは420〜510ミリとなっている。

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