三洋、SDカードスロット搭載ICレコーダー エントリー向け仕事耕具

三洋電機は、同社のICレコーダー「DIPLY TALK(ディプリトーク)」シリーズとして、SDカードスロットを搭載した「ICR-S003M」を発表した。4Gバイトや8GバイトなどのSDHCカードにも対応。1GバイトのmicroSDカードとSDカードへの変換アダプタを同梱する。

» 2008年11月11日 18時24分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 三洋電機は、同社のICレコーダー「DIPLY TALK(ディプリトーク)」シリーズとして、SDHCカード対応の「ICR-S003M」を11月21日に発売する。1GバイトのmicroSDカードをセットで販売。価格はオープンプライスだが、店頭価格は1万円前後になる見込み。Windows Vista/XP/2000に対応する。

 ICR-S003Mは、SDカードスロットを搭載したエントリー向けICレコーダーで、1GバイトのmicroSDカードとSDカードへの変換アダプタを同梱した。4Gバイトや8GバイトなどのSDHCカードにも対応。SDカードを装着してUSB経由でPCに接続すればマスストレージとしても利用できる。なお、本体メモリは搭載していない。

 録音フォーマットは、Windows Media Playerなどで再生できるMP3形式。周波数特性が60〜2万Hz、サンプリング周波数が44.1kHz、ビットレートが192kbpsの高音質モードも利用可能で、ビジネスシーンでの会議録音のほか、楽器練習などの趣味の用途でも活用できる。

 電源は単四形アルカリ電池1本。三洋電機の省電力LSI「DIPLY ENGINE II」を搭載することで、ステレオ録音時が約29時間、モノラル録音時が約33時間にわたり連続して駆動できる。

 再生速度を50%から200%までの21段階で調節できる機能を備えた。音程を変えずに調節できるため、語学学習にも最適だという。速度調整専用のボタンを搭載したため、再生中の調節も簡単になった。

 また、液晶中央部には動作状況を一目で確認できる「見え〜るメーター」を表示。録音中はレベルメーターとなり、イヤフォンを使わず録音をモニターできる。停止中は録音可能残量、再生中は再生進捗状況を表示するようになっている。

 入出力端子はイヤフォン端子(ステレオミニジャック)、外部ステレオマイク端子(ステレオミニジャック、プラグインパワー、ライン入力端子兼用)を各1つずつ用意。PCとのインタフェースはUSB2.0。サイズは約36.6×約13.3×約96ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは約52グラム(電池含む)。

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