人と会ったらお礼のメールを出すのだ シゴトハッカーズ(2/4 ページ)

» 2008年12月11日 12時38分 公開
[大橋悦夫、佐々木正悟,ITmedia]

僕の場合は、たくさんの人と名刺交換するパーティーのような場に行く日にはあらかじめ準備をするようにしています。どういう準備かというと先にお礼メールを書いてしまうことです。

 もちろん相手がいなければお礼メールは書けませんが、例えば「12月12日のパーティーでお会いした大橋です」という件名で、本文も書き出しと締めくくりだけは先に書けるはずです。要は本文抜きの「“殻”メール」を作っておいて、帰宅後にあて先と本文を追記して送るだけで済むようにするわけです。名刺交換後のメールというのは大事なのは分かっているものの、時間がなかったり面倒だったりしますから、先にできることは先に済ませておいて、取りかかる敷居を下げるわけです。あとは以前ご紹介したBecky!のリマインダーを使って、帰宅するころ合いに、このメールが「編集用に開く」ようにセットしてあれば、「よし、書くか」という気になるでしょう。

なるほど先にテンプレートを作っておくんですね。大橋さん、佐々木さんは、基本的にお会いした人全員にお礼メールを出すほうですか? それともある程度、選別するのですか?


結果として選別されることになります。全員に出せるのが理想ですが、時間とリソースの制約上、これはある程度は致し方がないことだと思っています。また名刺交換したものの、さほど会話のストロークが交わせなかった相手にメールを送るのは、社交辞令以上の効果が期待できず、ただ「よろしくお願いいたします」という意味のないものになりがちです。相手に対して「意味のないメールを送ってくる人」という印象を与えかねません。

 それだけに佐々木さんも言われていた通り、話が盛り上がったかどうかという点で判断していくといいと思います。逆にいえば、話が盛り上がり度の高い順に名刺を並び替えて、上から順番にメールを書いていくというふうにするといいと思います。

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