出会いをチャンスに変える7ステップ【チュートリアル編】シゴトハッカーズ(3/4 ページ)

» 2008年12月12日 13時47分 公開
[大橋悦夫、佐々木正悟,ITmedia]

4.最初のストローク

 名刺交換を終えてどんな話をすればいいかは、ケース・バイ・ケースではあるのですが、基本は名刺に書かれている内容を見て、何かあなたの関心を引くことがあれば質問をしてストロークを交わしていくことです。

 名刺からは特に“ツッコミどころ”が得られなければ、「よくこの会には来られるんですか?」といった質問がいいでしょう。常連であれば、誰かを紹介してもらう糸口になりますし、初めての参加であれば、同じ「新参者」ということで連帯感が生まれます。

 大切なことは、あまり波長が合わないと感じたら早々にその場を離れることです。気まずい時間が長引くほどに相手はあなたに対して「この人は気まずい」という印象を強めてしまいます。さっさと離れることで「あれ、もう少し話してもいいのに」と思われることはあっても、「失礼な人だ」とは思われることはないでしょう。

5.掘り下げる

 しばらくストロークを交わして会話が盛り上がるようであれば、次は相手の「そもそも論」に切り込んでいきます。具体的には次のような質問をします。

  • ○○さん(相手の名前)は、もともとは何をされていたんですか?
  • ○○さん(相手の名前)は、なぜ今の仕事を選んだんですか?
  • ○○さん(相手の名前)の野望は何ですか?

 それまではお互いの「現在」について情報交換をしているでしょうから、過去(もともと)や未来(野望)について尋ねることで、会話のギアをシフトアップさせるわけです。

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