名刺の整理はぐずぐずしないのだシゴトハッカーズ(2/4 ページ)

» 2008年12月18日 20時10分 公開
[大橋悦夫、佐々木正悟,ITmedia]

スタンプというのは、何をどうするのですか?


回転式の日付スタンプを押して、お会いした日を名刺に記録します。名刺にいろいろなメモを書き込む人は少なくありませんが、最も重要な情報は「いつ会ったか」です。日付さえ分かれば、そこから手帳などを使ってその日にあったイベントを調べられますから、記憶をたぐり寄せる上で役に立ちます。また名刺を整理する際にも、「名刺交換して3カ月間連絡のなかった人はいったん整理する」などの判断を下す上で不可欠な情報となります。

では名刺入れから出して、その日の日付をスタンプして、そして今度は机の名刺フォルダなどに分類していくわけですね。


名刺ボックスと呼んだ方がイメージが近いのですが、要は縦長の箱に日付順に収めていくだけで、特に分類はしません。唯一メールを送ったか否かが分類になると思います。メールを送ったかどうかはPCが覚えていますから、特に何もする必要はありません。


日付順に入れた後は、「超」整理法のように、使った名刺を頭の位置に戻すとかやるのですか?


はい、ごくたまにですが、しばらく時間が空いてから先方からメールをいただくことがあり、そのような場合に名刺を参照する必要があれば取り出してくることになります。そして戻す際は一番手前に戻します。こうすることで奥にいくほどその名刺は整理の対象になりやすくなります。


なるほど。ちなみに名刺入れからは、その日にもらった名刺を全部取り出すんでしょうか? それとも頻繁に見るなど、一部の名刺は残しておくとか?


実はここでも特別扱いがありまして、日ごろからお世話になっている方や仕事上のパートナーたちの名刺は常に名刺入れにキープしています。それによって、「僕のパートナーで、こういうことをやっている人がいます」と紹介する際に彼らの名刺を相手に見せられるため、話が早く進むようになります。お世話になっている方については、ご恩を忘れないようにするために持ち歩いています。

なるほど、ほかの人に知人やパートナーを紹介する際の説明資料として使えるわけですね。名刺のデジタル化については何かなさっていますか?

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