リニアPCM録音を2万円で ティアックのICレコーダー仕事耕具

ティアックはICレコーダー「DR-07」を発売する。24ビット/48kHzでのリニアPCM録音に対応し、実勢価格は2万円前後とコストパフォーマンスを重視したモデルだという。

» 2009年01月19日 14時14分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 ティアックは、リニアPCM録音機能を搭載したICレコーダー「DR-07」を1月22日に発売する。オープン価格だが、実勢価格は2万円前後の見込み。Windows 2000/XP /Vista、Mac OS 10.2以降で使用できる。

 「DR-07」は、ステレオコンデンサーマイクを内蔵したICレコーダー。録音フォーマットはMP3のほか、WAVによるリニアPCM録音にも対応する。16ビット/44.1kHzのCD音質と、さらに高音質の24ビット/48kHzでの録音ができる。聞きたい部分を指定して繰り返し再生するループ再生機能や、再生スピードを可変できるPBコントロール機能なども搭載した。

 本体前面に128×64ドットのバックライト付きディスプレイを備え、独立したレコードキーや再生したい位置に移動しやすいホイールを搭載。直感的に操作が行えるという。PCとのインタフェースには付属のUSBケーブルを使用する。

 記録メディアはSDカード(64Mバイト〜2Gバイト)、SDHCカード(4Gバイト〜32Gバイト)で、本体にはメモリを内蔵せず、2GバイトのSDカードが標準で付属する。サイズは55×137×27(幅×奥行き×高さ)、重さは約130グラム(電池含まず)。電源は単三形電池2本で、連続録音時間は約7.5時間。別売りのACアダプターも使用できる。

 ティアックは「24ビット/48kHzでの録音ができる機種として、コストパフォーマンスを重視した。高音質で残したい音楽会や楽器演奏などの録音にはWAVファイルを、長時間録音が必要な会議や講演会などにはMP3ファイルと使い分けて、1台でさまざまな用途に対応できる」としている。

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