リコーは、複合機やレーザープリンタの出力枚数を自動集計するソフト「Ridoc IO Analyzer」を発売する。「プリンタを共用しているオフィスなどで、部署ごとに出力枚数を知りたいときに便利だ」としている。
リコーは、複合機やレーザープリンタの出力枚数を一元管理できるソフト「Ridoc IO Analyzer」を1月28日に発売する。価格は7万1400円。リコーの主要な複合機とプリンタで使用でき、クライアントPCには.NET Framework 2.0とExcel 2003のインストールが必要。データベースにはSQL Server 2005を使用する。対応OSはWindows XP/Vista、Server 2003/2008。
「Ridoc IO Analyzer」は、クライアントPCにインストールして使用するプリンタ運用管理用ソフト。ネットワーク上のプリンタや複合機の出力枚数を、設定したスケジュールごとに自動収集し、Excelにエクスポートして集計できる。
ICカードを用いた個人認証システムなどと連携すれば、誰がどれくらいの枚数を印刷しているかも集計可能だ。ファクス送信先などをアドレス帳データとして登録できる複合機では、アドレス帳データもソフトから一括更新できる。
リコーでは「1台のプリンタを複数部署で共有しているようなオフィスでは、部署ごとにどれくらい印刷したかが分からないと経費の割り当てなどの面で不便。個人認証システムを導入したと連携すれば、こうした問題を解決できる」としている。
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