“100年企業”はグループウェアを使ってる? 「サイボウズ Office 8」発売

サイボウズは、「サイボウズ Office」「サイボウズ デヂエ」の最新版であるバージョン8を発売した。発売に際し、「100年企業の成功ポイント」をまとめた冊子を無料で配布する。

» 2009年02月02日 14時11分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 サイボウズは2月2日、Webグループウェア「サイボウズ Office」とWebデータベース「サイボウズ デヂエ」の最新版であるバージョン8を発売した。サイボウズ Office 7を利用していたユーザーは、「サイボウズ Office 7 サービスライセンス」の契約期間中は無償でバージョンアップできる。発売に際し、「100年企業の成功ポイント」をまとめた冊子「100年企業に学ぶ、大不況時代を乗り切るIT虎の巻」を無料で配布する。

「サイボウズ Office 8」のスクリーンショット

横澤利昌教授(亜細亜大学経営学部)の監修による「100年企業に学ぶ、大不況時代を乗り切るIT虎の巻」を無料配布する

 「サイボウズ Office」は、社内でのスケジュール管理や業務連絡が行えるグループウェアで、「サイボウズ デヂエ」はWeb型データベース。どちらもサーバにインストールして、各クライアントPCのWebブラウザから利用する。

 最新版のOffice 8では、同時発売のデヂエ 8とユーザーインタフェースを統一し、同一ウィンドウ内にデヂエ 8を表示できるようになった。シングルサインオンやユーザー情報の連携に対応し、Officeからデヂエのデータにコメントをつけるといった操作も可能。「それぞれ別のサービスながら、1つの製品を使っているような操作感で利用できる」という。

 サイボウズではOffice 8とデヂエ 8の発売に際し、「100年企業に学ぶ、大不況時代を乗り切るIT虎の巻」を無料で配布する。横澤利昌教授(亜細亜大学経営学部)の監修による「100年企業の成功ポイント」をまとめた冊子で、事例を基にしたグループウェア活用術なども紹介している。冊子は申し込みページから資料請求をすれば誰でも入手できる。

 サイボウズは「100年に1度の不況と言われる現在、多くの企業が苦戦を強いられている。そこで、オイルショックやバブル崩壊後の失われた10年など、数々の困難を乗り越えてきた100年以上続く企業から、この不況を乗り切る術を学び、“100年企業の成功ポイント”をまとめた」としている。

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