電車の乗り換え時に便利に持ち運べる「マグカップ型」ブックカバー3分LifeHacking

人差し指でひっかけて持ち運べるブックカバーを使えば、電車の乗り換え時に便利だ。

» 2009年02月23日 13時57分 公開
[kizuki,ITmedia]
マグカップを模した外観。やわらかく手触りのよい合皮素材を採用
しおりは通常とは逆に、下から上に向かって挟む方式。もっとも、本体を天地逆にすれば通常と同じ使い方が可能

 電車での通勤通学の際、自宅から目的地まで乗り換え回数ゼロで行ける人はそう多くはないだろう。都心部ともなると1〜2回の乗換えを伴うのが普通だし、たとえ路線が1本だったとしても、各駅停車と快速、急行を乗り換えなければならない場合も多いはずだ。

 さて、電車の中で本を読んでいると、こうした乗り換えのたびにしおりを挟んで本を閉じ、乗り換えた先の電車でまた本を開く、という行為を繰り返す羽目になる。閉じた本をわざわざバッグの中に戻すのは面倒だけど、手に持ったままだとかさばってしまう、かといって本がすっぽり収まるほどポケットは大きくない──などなど、微妙なストレスを抱えることになる。

 こうした場合に便利なブックカバーが、今回紹介する「Bookcup」だ。マグカップの形を模したデザイン重視の製品であるが、人差し指一本でひっかけ、ぶら下げることが可能なこの製品独特の「取っ手」が、読書を一時的に中断して持ち運ぶという用途にぴったりなのである。ほかの荷物が多い場合でも、このブックカバーを使えば、わざわざ本をバッグの中に戻さなくて済むというわけである。

 さらに、ティーパックをモチーフにしたしおりが、一般的なものに比べて長めに作られているため、しおりが見つけやすく挟みやすいのも実用性が高い。降車駅が迫ってきた際に本のしおりが見つからずに慌てた経験は誰にでもあると思うが、こうした心配とも無縁だ。製品のオシャレな外観にばかり目が行きがちだが、ふだんあまり意識していなかったストレスを解消してくれる、実用的なブックカバーとしてもお勧めしたい。


マグカップと同じシルエットだが、文庫本に合うサイズでもある。ちなみに本体色は今回紹介しているミルク(milk)のほか、レモン(lemon)、コーヒー(coffee)、ピーチ(peach)がラインアップされている

取っ手の部分を指でひっかけて持ち運ぶことができる。しおりはティーパックを模したもの

製品名 実売価格 発売元
Bookcup(ブックカップ) 2940円 アッシュコンセプト

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