透明アクリル板で「ページを開いたまま読む」(文庫・新書編)3分LifeHacking

透明アクリル板を使い、書籍のページを開いたままキープする方法を紹介する。今回は小説・新書編だ。

» 2009年03月23日 09時00分 公開
[kizuki,ITmedia]
今回は新書での利用を前提に、180×220ミリのサイズをオーダーしてみた。また、ある程度の重量がないとページの反発力に負けてしまうので、アクリル板の厚みは前回の8ミリを上回る13ミリをチョイス
届いた透明アクリル板。ちょうど新書の見開きをすっぽりと覆うサイズ。もうすこし大きければ単行本などにも対応できそうだ

 透明アクリル板を用意し、開いた雑誌のページの上に重ねるようにして乗せれば、いちいち手でページを押さえなくとも、ページを開いたままの状態でキープすることができる。前回は週刊誌など大判の雑誌での利用を前提にこのワザを紹介したが、今回は文庫本や新書といった小型書籍との相性はどうなのかを考えてみたい。

 文庫本や新書は、雑誌などに比べてページを開いた際の反発力が強いため、クリップなどでページを開いていても、不意にはずれてしまいがちだ。透明アクリル板で上から押さえる方法であれば、こうした問題も起こりにくい。文庫本や新書を開いたまま、なにか別の作業を行いたい場合にうってつけのツールであると言える。

 もっとも開いたページをあまり強く押さえつけると、のり付けされたページの根元部分が傷んでしまう可能性がある。そのため、図書館から借りている本など、共有の書籍ではこの方法は用いないほうがよい。あくまで私物で、痛んでも自己責任で片付けられる範囲で用いるべきだろう。

 このほか、本を読んでいて気に入った文章表現や残したいデータがあった場合、写真に撮って画像で残しておくというライフハック的なワザがあるが、この際に透明アクリル板でページを上から押さえることにより、弓なりに反ったページを平らにできる。

 手で押さえるだけではなかなか平坦にならないページであっても、透明アクリル板で上から押さえれば全面がフラットになり、写真を撮った後に台形補正を行わなくてもキレイな写真が撮れるようになるのだ。透明アクリル板を使った、ちょっとした便利ワザの1つと言えそうだ。


新書を手で押さえているところ。通常だと、どうしてもページが弓上に大きく反ってしまう。上から透明アクリル板を載せれば、開いたままの状態でキープできる。透明アクリル板でページを平らにすれば、写真メモを撮る際にもゆがみのない美しい画像を撮ることができる

製品名 実売価格 発売元
アクリル板(サイズは180×220ミリ、13ミリ厚) 2064円 アクリルショップはざい屋

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