データ転送サービス「データ便」がリニューアル。サーバの増強によりアップロード/ダウンロード速度が向上し、アドレス帳への登録やファイルの送信履歴も確認できるようになった。
データ復旧センターは、データ転送サービス「データ便」をリニューアルし、新機能を追加した。会員登録不要のライトプランと、会員登録が必要なフリープランを用意し、いずれも無料で利用できる。対応ブラウザはInternet Explorer 6以降、Firefox 1.5以降。
従来通り会員登録不要で使える「ライトプラン」に加え、無料の会員登録を行うことで追加機能を利用できる「フリープラン」を用意。フリープランでは1度に最大300Mバイトまでのファイルを転送可能で、ファイルの保存期間は7日間。利用頻度の高いアドレスを20件まで登録できる機能や、1週間分のファイル送信履歴の確認、署名の編集/登録機能などが利用できる。ライトプランで行えるのはファイルの転送のみで、転送可能容量は1度に100Mバイトまで、保存期間は3日間となっている。
リニューアルに当たりサーバを増強し、クラスタリングや負荷分散などを実施。従来と比較して、ファイルのアップロード/ダウンロード速度などが150%程度向上したという。ユーザーインタフェースも変更し、「ボタンの大きさや配置、デザインなどを改良して使いやすさが向上した」(データ復旧センター)。
データ便では今後、ビジネスユーザー向けに転送容量などを増加した有料プランも提供する予定だという。
プラン | 利用料 | 会員登録 | 1回で転送できる容量 | ファイル保存期間 | アドレス帳 | 送信履歴確認 | 署名の編集/登録 |
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ライトプラン | 無料 | 要 | 300Mバイト | 7日 | ○ | ○ | ○ |
フリープラン | 不要 | 100Mバイト | 3日 | × | × | × | |
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