ドラッグ&ドロップ対応、USBでデータ移行「スゴイケーブル」に2Gメモリ内蔵版仕事耕具

システムトークスは「スゴイケーブル・ネオ(SUGOI CABLE NEO)」を発売する。ドラッグ&ドロップだけでPC間のデータ通信ができ、メインPCとセカンドPCの管理がしやすいという。2GバイトのUSBメモリも内蔵する。

» 2009年03月24日 20時00分 公開
[豊島美幸,ITmedia]

 システムトークスは、「スゴイケーブル」シリーズとして「スゴイケーブル・ネオ(SUGOI CABLE NEO)」を4月25日に発売する。オープン価格で実売価格は2980円の見込み。Windows 2000/XP/Vista、Windows Server 2003で使える。


 「スゴイケーブル」は、2台のPC間でデータ通信ができるUSBケーブル。ソフトとドライバを内蔵しているためPCのUSBポートに挿すだけで使える。付属のソフトを利用することで、PC間でのデータ移行や同期管理ができる。

 今回発売するスゴイケーブル・ネオでは、2GバイトのUSBメモリ機能を搭載。従来は専用ソフト上からしかPC間のフォルダをコピーできなかったが、新たに搭載した「NEO Bridge(ネオ・ブリッジ)」により、アイコンのドラッグ&ドロップでコピーできるようになった。

 また、データを拡張子ごとに表示するなど、表示形式をいくつか設定できる「NEO Finder(ネオ・ファインダー)」も搭載。使用したいファイルへの素早いアクセスが可能だという。

 また、これまではPCの管理者のみが使用できたが制限ユーザーも使えるようにした。異なる言語のPC同士でも使用可能。日本語/英語/簡体中文/繁體中文/韓国語/フランス語/スペイン語/イタリア語/ドイツ語に、今回ポルトガル語が加わり10カ国に対応する。例えば中国出張時に、日本語のPCから中国語のPCにファイルのコピーもできるという。

 本体サイズは53×8.5×18ミリ(幅×奥行き×高さ、USBコネクタ部とキャップ部を除く)と、従来品の約3分の1に小型化した。重さは約9.3グラム。ケーブルは着脱式で、長さは約1メートル。インタフェースはUSB 2.0となっている。

 システムトークスでは、メインPCのほかにネットブックなどセカンドPCを持ち歩くユーザーを想定して開発した。2台のPCを使いこなすユーザーがデータ管理を行うのに最適だという。このためこれまでのスゴイケーブルシリーズで利用できた、全データを移行するための「引越し」機能は搭載していない。

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