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» 2009年04月07日 11時45分 UPDATE

プロ講師に学ぶ、達人の技術を教えるためのトーク術:個条書きで満足してはいけない (1/3)

前々回前回は「あいさつ」術を紹介しました。今回は「本題」を語るときによく使われる「個条書き」についてご説明します。

[開米瑞浩,Business Media 誠]

 前々回前回は、営業コンサルタント・庄司充さんをゲストに迎えて、プロ講師がセミナーで使う「あいさつ」術を紹介しました。「あいさつ」が終わったら、次は当然、本題です。今回は、「本題」を語るときに非常によく使われる、ある形式の書き方に注目してお話ししたいことがあります。それが、

st_kai01.jpg

 個条書きで満足してはいけない


 ということです。

開米 セミナーのテキストでは、個条書きって、よく使いますよね?

庄司 よく使うどころか、ほとんどがそうじゃないですか? 私の作ったものも、8割9割ぐらいのページは個条書きですよ。

開米 そうですよね。例えば前回までの「あいさつ」のポイントを典型的なセミナー資料形式にしてみるとこんな感じです。

st_ka01.jpg

開米 こんなふうに、タイトルが1行あって、ボディに個条書きを使う、という形で構成するケースが多いはずです(実際にはタイトルと本文の間に「メッセージ」という2行程度の文を入れるほうが良いのですが、今回は話を単純にするため省略しました)。

庄司 まさしくそうです。それが普通だと思ってましたけど。

開米 ええ、普通なんですよこれが。ただ、その「普通」で満足しないで欲しいんです。

庄司 もっといい手があるんですか?

開米 あります。といっても特定のパターンがあるわけじゃなくて、ケースバイケース、千差万別の答えになるので、見つけるのは大変なんですが。

庄司 大変ですかあ。

開米 大変なんですよ。でも、それを見つけると、1時間必死に説明してもピンと来てくれなかった話が5分で済んだりしますから、効果は絶大です。

庄司 ほんとですか? じゃあ短時間のセミナーで満足してもらうためにはもってこいですね?

開米 その通り! ですので、大変ですけど、チャレンジする価値はあります。じゃあ、さっそく実例を見てみましょう。

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