書いた単語を自動採点――ゼブラ、英語学習向けデジタルペン「カキ単」仕事耕具

ゼブラの「カキ単」は、デジタルペンを使った英単語学習ソフト。PC画面に出題された日本語を英訳して紙に書くと、単語を自動認識して正誤判定をしてくれる。

» 2009年05月13日 15時56分 公開
[杉本吏,Business Media 誠]

 ゼブラは5月13日、デジタルペンを使った英単語学習ソフト「カキ単」を発売した。デジタルペンとUSB受信ユニットが付属し、価格は1万3440円。Windows 2000/XP/Vistaに対応し、Microsoft .NET Framework 2.0以上が必要となる。


 カキ単は、PCにUSB接続する受信ユニットと専用のデジタルペンを使って英単語の学習を行えるソフト。PC画面に出題された日本語を英訳して紙に書くと、単語を自動認識して正誤判定をしてくれる。専門の用紙は必要なく、市販のノートやメモ帳で利用できる。ただし、筆記体は文字認識できない。

 解答結果は1回の学習ごとに集計され、出題内容と自分の解答、正答率を表示する。集計結果はCSV形式で保存できるため、過去の学習を振りかえり、苦手な単語を分析するといった使い方が可能だ。出題される単語は、中学校と高校で使用されている各社の教科書を比較して選ばれており、約3400語を収録。CSV形式で作成した自作問題も使用できる。

(左)解答結果は毎回集計される。(右)CSV形式の自作問題も使用できるため、自分の苦手な単語などを集中的に学習できる

 ペンと受信ユニットにはペガサス・テクノロジーズの技術を利用しており、サイズは137.0×13.5ミリ(長さ×軸径)、重さは約18グラム(電池、中芯含む)。電源は市販のボタン電池(SR41)で、中芯はゼブラの油性ボールペン用替え芯を使用できる。受信ユニットのサイズは100×48×27ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは約70グラム。従来から販売しているデジタルペン「手書きリンク」「手書き採点リンク」シリーズの一部の受信ユニットも利用できる。

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