「最も快適に目覚めやすいタイミングでアラームを鳴らしてくれる」というハイテク腕時計・スリープトラッカー。だが、筆者が目覚まし時計に求めるレベルは、まだまだそんなものではない。
2009年05月12日〜2009年05月18日
先週のアクセスランキングでは、半年前に掲載した「ポメラで書くポメラ日記」の1日目「キーボードにいきなり戸惑った」が1位に輝いた。ポメラ関連記事は5位、7位、8位、9位、10位にもランクインし、ひさびさに「ポメラの嵐」状態。先日新色が発売され、テレビ番組で紹介されたことなども影響したようだ。
ランクインした中で筆者が気になったのは、6位の「スリープトラッカー新モデル」のレビュー記事。スリープトラッカーは、「レム睡眠/ノンレム睡眠といった睡眠のサイクルを検知し、最も快適に目覚めやすいタイミングでアラームを鳴らしてくれる」というハイテク腕時計だ。新モデルではPCとの連携機能を搭載し、自分でデータを分析して睡眠改善が図れるらしい。相変わらず春眠が暁を覚えてくれない筆者にはぴったりのような気がする。
記事のはてブコメントにも、「試したいなー」「そろそろ買い時かな」といった意見が見られた。が、「(前略)こういうことがマメに記録できるような人はそもそも規則的な生活ができていたりして、こういう機械は必要なかったりするような気もしないでもない」というコメントには確かに納得。
そもそも、日記も手帳もジョギングも続かない筆者のような人間には、もっと根本から問題を解決してくれる何かが必要なのかも。例えば、日々の睡眠を記録してくれて、データ分析してくれて、夜寝る時間も教えてくれて、寝る時間になっても起きていたらやさしく怒ってくれて、朝も気分よく起こしてくれて、そっとみそ汁と焼き海苔とたきたてのごはんなんかを用意しておいてくれるような、そんな目覚まし時計だ。
もしもそんな時計があったら、ものすごく大事にして、決して不幸にはさせない。さらに言えば、この際時計であることにはこだわらない。端的に言えば、だからまあ、人間でもいい。問題ない。「ありますよ、そんな時計が!」だとか、「(ここに)いますよ、そんな人間が!」みたいな話があるのであれば、どしどしはてブコメントなどで教えていただけると幸いである。
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