散らかった部屋を整理整頓するための5つのステップを紹介。ポイントは、GTDの理論を応用し、目標設定志向で片付けに取り組むこと。
ライフハッカー過去記事「汚部屋脱出に役立つ、たった2つのシンプルルール」ではシンプルな部屋の片付けルールについてご紹介しましたが、今回はその続編。キャリアアップの観点からライフハッカーでたびたびご紹介しているGTDの考え方を部屋の片付けにも応用しようというものです。
米誌「TIME」では、散らかった部屋を整理整頓するためのコツとして、以下の5つのステップを薦めています。ポイントは、GTDの理論を応用し、目標設定志向で片付けに取り組むことです。
片付けを行うに当たってのテーマやビジョンを明確にしよう。「自分はどういう生活を送りたいのか?」をキャッチフレーズ化することでシャープにし、これに基づいて「では、このスペースにとって必要なことは何だろう?」と考えていくのだ。
必要なものと不用なものを分けやすくするため、都度、「これは自分の何に役に立つのか?」と自問自答しよう。「片付いていない状態」とは必ずしもモノが散乱している状態だけを指すのではない。例えば、着もしない洋服であふれたクローゼットは、いくらキレイに整頓されていたとしても、自分にとって「片付いている」とはいえないだろう。つまり、「片付いていない状態」とは、気を散らされたり、エネルギーを浪費させるような状態をいう。
物を処分するという行為は多少なりとも心が痛むもの。処分するプロセスで気を楽にするためには、あまり普段使っていない場所の片付けからはじめるとよい。
自分にとっては不用なものであっても、他の人にとっては必要なものかもしれない。バザーやチャリティイベント・リサイクルショップへ不用品を持ち込もう。廃棄ありきではなく必要な誰かに譲ることにすれば、不用品の処分への抵抗感も少しは薄れるはず。
部屋は心の鏡。ライフハッカー過去記事「『無駄な買い物をしてしまう3つの理由』と『新しい自分に生まれ変わる4つのハック』」でも触れた買い物の浪費などの悪い習慣と片付け下手には、根本的に同じことが原因しているかもしれない。時間の無駄遣いや悪習慣など、自分の日常生活における「とっ散らかりぶり」についても振り返ろう。
いかがでしたか? この記事に関する詳細は、Julie Morgenstern著『When Organizing Isn't Enough: SHED Your Stuff, Change Your Life』やPeter Walsh著『It's All Too Much: An Easy Plan for Living a Richer Life with Less Stuff』なども参考にしてみてくださいね。
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