TCBテクノロジーは、無駄な印刷を防いで紙の節約を可能にするソフト「Toner Cutter & Paper Saver」を発売する。専用の印刷プレビュー画面で印刷に不要なページを削除する機能や分割縮小割付機能を備えた。
TCBテクノロジーは7月17日に、印刷時にプリンタのインク/トナー使用量を節約するソフトウェア「Toner Cutter」(トナー・カッター)シリーズの新製品として、印刷時の紙を節約する「Toner Cutter & Paper Saver」を発売する。価格は5250円から。Windows 2000/XP/Vistaで利用できる(Windows 7 RC版でも検証済み)。
Toner Cutter & Paper Saverは、Windowsアプリケーションの印刷時にインク/トナーの使用量を1%刻みで最大で75%節約する従来の機能に加え、専用の印刷プレビュー画面で印刷イメージを確認し印刷に不要なページを削除したり、グレースケール(モノクロ)変換をサポートする機能を備えた。また、分割縮小割付(1枚の紙に複数ページを割付)などを行い、印刷時に紙の使用量を削減する。
各ページにテキスト文字列などのコメントに加え、スタンプ、任意のBMP画像やアイコンマーク、直線/自由曲線/円/四角などの描画などを追加して印刷できる機能も搭載した。「特にPDFなどの編集不可能な文書へ、名前やコメントを加えるときに便利」(TCBテクノロジー)という。
同時発売の「Toner Cutter & Paper Saver Pro」では、管理サーバモジュールを提供し、ライセンス管理や設定ファイルの一括配布など、企業ユーザに必要な管理機能をサポート。全社レベルの印刷ログ一括管理が可能となっている。Toner Cutter & Paper Saver Proの価格は5250円から。
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