HPが1万円を切るA4カラーインクジェット 「初期導入費0円」キャンペーンも仕事耕具

日本HPは、ビジネス向けA4インクジェットプリンタ「HP Officejet 6000」を発売する。1万円を切る価格ながら、印刷速度は毎分モノクロ32枚/カラー31枚で、有線LAN機能も搭載している。

» 2009年07月22日 14時04分 公開
[杉本吏,Business Media 誠]

 日本ヒューレット・パッカード(HP)は、ビジネス向けA4インクジェットプリンタ「HP Officejet 6000」を7月31日に発売する。価格は9870円。


 HP Officejet 6000は、毎分モノクロ32枚、カラー31枚の印刷に対応したA4カラーインクジェットプリンタ。HP Officejetシリーズの中ではエントリーモデルの位置付けながら、「有線LANや250枚の給紙枚数など、ビジネスで求められる機能を標準搭載した」(日本HP)という。

 4色独立のインクシステムを採用しており、A4カラー文書1枚あたりのランニングコストは「業界トップクラス」(日本HP)の7.6円。消費電力も低価格帯のレーザープリンタよりも約40%低く、国際エネルギースタープログラムの新基準にも適合しているという。

 インタフェースはUSB 2.0で、100BASE-TXと10BASE-Tに対応したイーサネットポートを備える。本体サイズは458×389×164ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは4.8キロ。

10台導入でプリンタ本体の利用料が無料に

 日本HPではこのほか、「HP Officejet Pro」シリーズのプリンタを導入するユーザー向けに、プリンタ本体と保守サービスを期間中は無償で利用できる「HPビジネスインクジェットプリンター初期導入費0円プログラム」を開始する。

 対象となるプリンタは「HP Officejet Pro 8500 Wireless All-in-One」(3万9900円)、「Pro 8000」(1万9950円)、「Pro K8600dn」(3万9900円)の3機種。これらを10台以上導入し、2年間に渡って規定の本数のインクカートリッジを購入することが条件で、日本HPの一部販売店にて7月22日にサービスを開始する。なお、プリンタの配送/設置費用やプリンタドライバのインストール、増設用給紙トレイなどのオプション品は有償となる。

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