耐“芯”構造で折れにくいシャープペン「オ・レーヌ」、プラチナ万年筆から仕事耕具

プラチナ万年筆は、芯が折れにくい構造を採用したシャープペン「オ・レーヌ」の3シリーズを発売する。

» 2009年08月17日 15時36分 公開
[杉本吏,Business Media 誠]

 プラチナ万年筆は、芯が折れにくい構造を採用したシャープペン「オ・レーヌ」の3シリーズを9月1日に発売する。価格は210〜1050円。

 オ・レーヌは、落下などの衝撃や過度の筆圧による芯折れを防ぐ「耐芯構造」(プラチナ万年筆)を採用したシャープペン。一般的なシャープペンは、先端のパーツと芯を繰り出すパーツの2つのみで芯を支えているが、オ・レーヌは4つのパーツと3つの面で芯の周囲のすき間を埋めて、芯折れが起こるのを防ぐという。内部のスプリングで芯がスライドし、クッションのように筆圧を吸収して芯が折れるのを防ぐセーフティスライド機構も備えた。

芯を3面でホールドする「オ・レーヌ機構」の仕組み。商品名は「芯が折れにくいことにちなんだ造語」(プラチナ万年筆)だという

 芯を最後まで使い切れるように改良も加え、従来品では先端パーツ内に12.4ミリの芯が残ってしまっていたところを、オ・レーヌでは残り0.5ミリまで芯を使い切れるようになったという。

 サイズが139.5×12ミリ(長さ×軸径)、9.7グラムの「MOL-200MOL-200」(210円)と、140×14ミリ、19.1グラムのMOL-500(525円)の2シリーズはブラック/レッド/グリーン/ブルー/イエローの5色をラインアップ。141×10.6ミリ、15.2グラムの「MOL-1000」(1050円)はブラック/ピンク/ブルー/ガンメタルの4色を用意する。

MOL-200(左)とMOL500(右)

MOL-1000(左)と、環境に配慮した芯ケースの「オ・レーヌシャープ鉛芯」

 プラチナ万年筆ではこのほかに、ケースに生分解性プラスチックのバイオコーン樹脂を採用し、環境に配慮した材料を使用した替え芯(40本入りで210円)と、シャープペンと同デザインで書き味を重視したという「オ・レーヌ ボールペン」(210〜1050円)も発売する。

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