携帯できる「音姫」、ついに登場

タカラトミーアーツから洗浄音擬音装置「音姫」の携帯版「ケータイ音姫」が登場する。タカラトミーがTOTOの技術協力を元に開発した。

» 2009年09月10日 15時50分 公開
[塙恵子,Business Media 誠]

 先日筆者は「音姫がないなんてありえない! 女子トイレのヒミツ」と題し、トイレ使用時の女性と男性の意識の違いと、携帯用の洗浄音擬音機をいくつか紹介した。本記事は筆者の想像以上に反響が大きく、「うちの会社の音姫は廊下まで大音量で響き渡るので余計に恥ずかしい」「音姫があるとやっぱりうれしい〜」「必要なので(携帯用擬音機を)買いますよ」などさまざまなコメントをいただいた。

 11月25日、タカラトミーアーツが新たに携帯用擬音機を発売する。その名も「ケータイ音姫」。ケータイ音姫はタカラトミーがTOTOの技術協力を元に開発。TOTOの擬音装置「音姫」と同じ音源データ(フラッシュバルブ音をデジタル録音)を使用しており、「音質試験を行なったところ、携帯サイズという制約条件下でも、擬音装置としての効果を確認している」という。スピーカーは本体裏面に設置。1回ボタンを押すと2分間、音姫と同程度の音量が流れる。音が出ている間にもう1度ボタンを押すと、徐々に音が消えていく。

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 本体サイズは85×15×55ミリ(幅×奥行き×高さ)。使用には単四形アルカリ乾電池2本が必要。2種類のデザインを用意し、価格は各1499円。「持ち運びやすいポケットサイズと手軽な価格は、学校に音姫が設置されていない女子中高生や、屋外へ出かけたり海外旅行に行く人にもニーズが高いのでは」(タカラトミーアーツ)

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