私のことを知らず、仕事を一緒にしたこともなく、私を信頼していなかった社員たちは、私の決定をことごとく逆に解釈した。
人の動機に疑惑の目が向けられた途端、その人の行動すべてが歪めて見られる。
――マハトマ・ガンジー
私を知り、私と仕事を共にしたことのあるコヴィー側の社員たちは基本的に私の意思決定を、常に客観的な外部基準と照らし合わせた、会社のためを思った真摯な行為と見てくれた。決してコヴィー側の思惑を押し付けようとしているのではなく、時には体を張ってそれを防いでくれている、とも思ってくれた。それに対して私のことを知らず、仕事を一緒にしたこともなく、私を信頼していなかった社員たちは、私の決定をことごとく逆に解釈した。(『スピード・オブ・トラスト』10〜11ページより抜粋)
開催概要 | |
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日程 | 1.11月5日(木)〜11月6日(金) 2.2010年2月18日(木)〜2月19日(金) |
時間 | 9時〜17時(2日間とも) |
料金 | 10万1850円 |
会場 | フランクリン・コヴィー・ジャパン セミナールーム(東京都千代田区麹町) |
「どんな状況であれ、信頼ほど即効性が期待できるものはないと断言できる。そして、世間の思い込みに反し、信頼は自分でなんとかできるものなのだ」――。
『7つの習慣』で著名なコヴィー博士の息子、スティーブン・M・R・コヴィーが、ビジネスにおける“信頼の力”を体系化したのが本書『スピード・オブ・トラスト』。
企業の不祥事や社内の権力争い、人間関係の崩壊などが問題視される昨今、新しいリーダーに求められる能力とは何なのか。私たちが行うあらゆる活動の質に働きかける信頼の力を、本書中の“名言”を抜粋しながら解説します。
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