コクヨS&Tは、災害対策用品シリーズ「防災の達人」の新製品として、「レスキューキャビネット(地震感知タイプ)」を発売する。震度5強相当以上の地震の揺れを感知した場合のみ、扉開扉が可能になる地震感知機能を備えた。
コクヨS&Tは、災害対策用品シリーズ「防災の達人」として、「レスキューキャビネット(地震感知タイプ)」を12月1日に発売する。価格は35万1750円。
「防災の達人」シリーズは、防災システム研究所の山村武彦所長が監修した災害対策用品。「中にバールやハンマーが入っているレスキューキャビネットは、誰にでも簡単に開けることができ、公的空間には設置が難しい場合があった」(コクヨS&T)という。
レスキューキャビネット(地震感知タイプ)は、地震感知機能を備え、通常時はロックが掛かりボタンを押しても扉は開かないが、震度5強相当以上の地震の揺れを感知した場合のみ、ロックを自動解除しボタンによる開扉が可能になる。
キャビネットには、バール、ハンマーといった工具から、救急用品、ライト、ヘルメット、ロープ、アルカリ乾電池などが入っている。本体サイズは565×305×1417ミリ(幅×奥行き×高さ)、重量は48.5キロ。
同時に非常用トイレ<防災の達人>(10枚重ねタイプ)も発売。100回分の便袋、凝固剤(抗菌・消臭性)、回収袋がセットになり、価格は1万5750円。1度に10回分の便袋を便座にセットでき、毎回取り付ける必要がない。
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