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» 2009年11月11日 20時16分 公開

Biz.ID Weekly Top10:「深夜図書館」への憧憬

深夜図書館。なんとなく怪談チックな響きもある夢のサービスについて、想いを巡らせてみる。

[杉本吏,Business Media 誠]

 先週の誠 Biz.IDで最も注目を集めたのは、書類の厚みを最大で40%低減するというスウェーデン生まれのステープラー「Framsta(フレムスタ)」の記事だった。とじた針が平らになる「フラットクリンチ機構」を採用したステープラーは以前からあったが、本製品では、針足をずらしてとじる「スーパーフラットクリンチ機構」でさらに厚みを軽減できるとのことだ。


 ランキングには入っていないが、筆者が気になった記事は「残り物には福がある――あなたも見つけられる『空席ビジネス』」。記事中では、高級店の空席を通常料金の5〜8割引で提供する「試食会.jp」や、すでに広く知られている「一休.com」を取り上げ、「機会損失をお金に換えるビジネス」の有効性を解説している。

 この記事を読んで思い出したのは、最近人気を集めているという高級車のレンタカーサービス。ポルシェ「ケイマン」や日産自動車の「NISSAN GT-R」といった定価1000万円前後の高級車を、1日数万円程度でレンタルできるというものだ。試食会.jpや一休.comとはちょっと違うかもしれないが、機会損失をお金に換えるという意味では、同じようなポイントを突いたビジネスと考えられるだろう。

 使われていないリソースを格安の値段で提供するこうしたビジネスモデルは、アイデア次第でまだまだビジネスチャンスが見つかるはずだ。筆者が個人的に実現を期待しているのは、閉館時の図書館を貸し切って利用できるサービス。名付けて「深夜図書館」だ(もしかしてもうそういうサービスがあるのかもしれないが、筆者は見つけられなかった)。

 「貸し切るならやっぱディズニーランドでしょ!」という女子諸君や、「一度でいいから甲子園で投げてみたい……」という元野球少年など、各々考えだすと夢は尽きないと思うが、筆者は何といっても図書館。周囲に誰もいない中で、思う存分本の海におぼれてみたい――なんて、今日も電車で吊り皮読書をしながら思ってみたりもするのだ。

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