「ScanSnap」に新モデル、3万円以下でPDF自動タグ付け機能も仕事耕具

PFUのドキュメントスキャナ「ScanSnap」シリーズのエントリーモデルがフルモデルチェンジ。ワンプッシュで最適なPDFを自動作成できるという「インテリジェント機能」などを搭載した。

» 2009年11月16日 14時44分 公開
[杉本吏,Business Media 誠]
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 PFUは、ドキュメントスキャナ「ScanSnap」シリーズの新製品として、書類の自動PDF化機能などを強化した「S1300」を発表した。11月21日発売で、直販サイト「PFUダイレクト」での価格は2万7800円。ドキュメント管理ソフト「楽2ライブラリ パーソナル V5.0」のセットモデルも用意し、こちらは3万2800円で販売する。

 1台でWindowsとMacの両OSに対応し、Windows 2000/XP/Vista/7、Mac OS X 10.4/10.5/10.6以降で使用できる。


 S1300は、3万円を切る価格でエントリーモデルの位置付けながら、上位モデルの「S1500」と同等のPDF作成機能を搭載しているのが特徴。読みとった画像中の単語や文章をOCR処理し、PDFのキーワード情報へ追加する「インテリジェント・インデックス機能」や、PDFのキーワード情報を基に保存先を自動的に仕分けする「キーワード自動仕分け機能」などを、S1500から継承している。

 読み取り速度は、カラーで150dpiのノーマルモード時で毎分8枚、ACアダプターを使用しないUSBバスパワーでの動作時は毎分4枚と、エントリーモデルの従来機「S300」から変更はない。

 標準添付ソフトとして、名刺管理ソフト「名刺ファイリングOCR V3.1」、文書整理ソフト「ScanSnap Organizer V4.1」、OCRソフト「ABBYY FineReader for ScanSnap V4.1」、ECM連係ソフト「Scan to Microsoft SharePoint 3.3.5」を、Mac用には名刺管理ソフト「CardMinder V1.1」をそろえる。Windows機向けに、ファイル共有/企業ポータル/掲示板などの情報共有が行えるクラウドサービス「Microsoft SharePoint Online」との連係機能も搭載した。

 本体サイズは284×99×77ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは1.4キロ。

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