他者を許すことのできない人は、自分も渡らなければならない橋を自ら壊すようなものだ名言で読む「リーダーの必読書」

あなたに害を及ぼした人を、その人の行動ではなく、あなた自身の行動によって許す強さを備えなければいけない。

» 2009年12月25日 08時30分 公開
[フランクリン・コヴィー・ジャパン,Business Media 誠]

 他者を許すことのできない人は、自分も渡らなければならない橋を自ら壊すようなものだ。

――ハーバート卿(英国の哲学者・神学者)

 許すことは、より良い人生を実現するための原則だ。「間違いを正す」行動として私たちが果たすべき責任の一部でもある。許すということをしないと、私たちはこの決定的な行動に違反することになる。明確な判断、情緒的自由、予想される高信頼配当を自ら放棄するだけでなく、他者が自らを許し個人的に変革するのを邪魔する恐れもある。

 あなたに害を及ぼした人を、その人の行動ではなく、あなた自身の行動によって許す強さを備えなければいけない。そして、非礼を恥じるために許すのではない。マンデラが範を示したように、自分自身に明快さと心の安らぎをもたらすために許すのである。

(『スピード・オブ・トラスト』473ページより抜粋)

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時間 9時〜17時(2日間とも)
料金 10万1850円
会場 フランクリン・コヴィー・ジャパン セミナールーム(東京都千代田区麹町)

『スピード・オブ・トラスト 「信頼」がスピードを上げ、コストを下げ、組織の影響力を最大化する』

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