ロボットっぽい? コクヨの“四角い”プレゼンツール――ICレコーダーやポインターなど仕事耕具

コクヨS&Tは、プレゼンテーションツール「X-ViZ」として、ポインター、ICレコーダー、ブリーフケースを発売する。ヒューマノイドロボット「PINO」などを手掛けたロボットデザイナーの松井龍哉氏がデザインを担当。

» 2010年01月29日 17時54分 公開
[塙恵子,Business Media 誠]

 コクヨS&Tは、ビジネスアイテムブランド「trystrams(トライストラムス)」として、プレゼンテーションツール「X-ViZ(クロスヴィズ)」を3月15日に発売する。

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 「X-ViZ」は、直感的な操作性、携帯性、上質感をコンセプトにしたアイテム。ヒューマノイドロボット「PINO」などを手掛けたロボットデザイナーの松井龍哉氏がデザインを担当した。質感のあるブラック色で統一したデザインが特徴だ。

 アイテムにはプレゼンテーションポインター、ICレコーダー、ブリーフケースを用意。価格はオープンプライスで、市場想定売価はプレゼンテーションポインターが4万円前後、ICレコーダーが1万2000円前後、ブリーフケースが2万9400円前後。

プレゼンテーションポインター

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 USB受信器をPCに接続することで、PowerPontのページ送り/戻し操作が行えるラジオ波通信方式のレーザーポインター。全長82ミリの業界最小サイズで、単五形乾電池2本で駆動。USB受信器は本体に収納することも可能だ。

 レーザーは緑色光で、照射中は本体上部の周囲が部分的に発光。「照射の作動/非作動を本体で視覚的に確認できる」という。

 レーザーの連続使用時間は約1.5時間(アルカリ乾電池使用時)、PowerPointの操作連続使用は約90時間。照射範囲は30メートルで、PowerPontの操作範囲は約10メートル。サイズは32×82×24ミリ(幅×奥行き×高さ)、重量は59グラム(電池含む)。

ICレコーダー

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 32×82×24ミリ、48グラムのコンパクトなICレコーダー。本体はラバー塗装を採用したマットな質感で、使用頻度の高い操作ボタンを本体正面に集約した機能的なデザインが特徴だ。Windows 2000/XP/Vista/7、MacOS 10.2.8/10.3/10.4/10.5/10.6で利用できる。

 大容量SDHC規格に対応したmicroSDカードスロットを搭載し、2GバイトのmicroSDが付属する。2Gバイト使用時の記録時間は高音質モードで約34時間、長時間モードで約134時間、最大198ファイルまで保存できる。再生速度調整(17段階)機能、頭出し再生機能、繰り返し再生機能などを備えた。USB端子による充電式を採用し、本体をPCと接続することでデータ転送も可能。

ブリーフケース

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 A4サイズ対応のブリーフケースは、表面には一枚革の牛革、裏地にスウェード生地を表面に採用する。

 内側に書類携帯電話などビジネスツールを小分けに収納できるポケットが付いているほか、外側には新聞雑誌なども収納できる。また持ち手を収納することで、出張用のトランクケースなどにコンパクトに収容可能。サイズは約355×60×285ミリ。

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