上向き筆記でも書けるAirPressに“エプロン女子”最適化モデル、トンボから仕事耕具

トンボ鉛筆は、ノック加圧式ボールペン「エアプレス エプロ/AirPress apro」を発売。エプロンを着用する女性が多い家庭や職場などに向けたタイプだという。

» 2010年03月18日 19時13分 公開
[鷹木創,Business Media 誠]

 トンボ鉛筆は3月24日、ノック加圧式ボールペン「エアプレス エプロ/AirPress apro」を発売する。価格は399円。ボディカラーはブルーライラック、グリーン、ピンク、ブラウン、グレーの5色。2008年3月に発売したAirPressの女性が多い家庭や職場向けタイプだという。

左からブルーライラック、グリーン、ピンク、ブラウン、グレー

 ノック加圧式ボールペンは、ノックする力でリフィル内の気圧を高めてインクの出を加速する機構。上向きで筆記してもインクが途切れない、湿った紙でも書ける、速書きでもカスレない――といった特性がある。今回のAirPress aproでは、「この特性を、保育、介護福祉、医療の仕事、飲食店の調理・サービスの仕事、小売店の仕事、工場内の仕事など“エプロン着用で働く人”へ提案する」(トンボ鉛筆)という。

 エプロンでペンを出し入れする時、ペンの頭をつまむ人が多いため、クリップがポケットから25ミリほど突出するように設計。クリップとノック部に指がかかりやすい突起も設けた。クリップは全長58ミリ、洗濯ばさみのように最大12ミリ開くようになっており、厚地のエプロンや衣類にもはさめる。

 また、大きなポケットの中でノック部に圧力がかかり誤ってペン先が出てしまうことを防止する、業界初のノックガードを装備。クリップを2ミリ以上開くとノックを解除し、ペン先を収納する機構も備え、エプロンを汚さないようにしたという。ノック棒の先端は13×12ミリのガイドリブ付き。ノックした時にカチッというノック音を減らし、静かな職場にも適している。大きさは125×11.5ミリ(全長×軸径、最大径はクリップ部で24ミリ)。重さは13グラム。

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