1クリックで描画エンジン切り替え、Lunascape6.1β公開

トリプルエンジン搭載のWebブラウザ「Lunascape」がバージョンアップ。1クリックでHTML描画エンジンを切り替えられる「スマートエンジン選択ボタン」をアドレスバーに追加した。

» 2010年03月19日 13時20分 公開
[杉本吏,Business Media 誠]

 Lunascapeは3月19日、Webブラウザ「Lunascape6.1β」を公開した。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7、Server 2003/2008。


 Lunascape6は、Internet Explorer(IE)のTridentエンジン、FirefoxのGeckoエンジン、Safari/ChromeのWebKitエンジンを搭載した「トリプルエンジン」のWebブラウザ。「普段は表示が早いGeckoで、IEでしか表示できないページはTridentで、GmailはWebKitで」といったように、Webページごとにエンジンを切り替えて表示できる。Firefox 3.5x向けのアドオンを利用できるのも特徴。

 今回のバージョン6.1βでは、1クリックでHTML描画エンジンを切り替えられる「スマートエンジン選択ボタン」をアドレスバーに追加した。クリックするたびにTrident/Gecko/WebKitが切り替わるほか、長押しすればエンジンの詳細設定画面を表示し、表示しているページをいつも特定のエンジンで表示するといった設定が可能になる。

スマートエンジン選択ボタン

 このほか、Windowsのテーマ変更時やスタンバイ復帰時にフォントが変わる現象など82項目の修正と、31項目の機能改善を行ったという。

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