ついに国内でも販売がスタートした「iPad」。iPhoneに比べて画面が大きく、バッテリーの持ちもいいですが、その一方でiPhoneを大きくしただけという声があるのも事実。さて、何に使いましょうか。
ついに国内でも販売がスタートした「iPad」。「バッテリーが長持ちするから外出先で使える」「他人とコミュニケーションするのにいい」「iPhoneを大きくしただけじゃないか」といった具合に賛否両論が入り乱れています。
購入前のもので何をするかについて考えても、実際に買ってからは想像外の使い方をすることが多くありませんか。わたしも購入前の段階では、用途を厳密には考えないことにしています。ただiPadについては、取材を受けたときに「(iPadで)何をするか?」と質問を受けたので、つい考えてしまいました。
現段階で思い浮かぶ、iPadを買ってやりたいことは次の通り。
きりがなくなりそうなので、この辺でやめておきます。なお、リストアップしたこれらの大半は、実はこれまでもiPad以外の何かでやっていたこと。例えば、Toodledoの時間管理表を使うのはiPhoneでやっていましたし、プレゼンテーションはMacBookで、メモはロディアでやっていたわけです。このうちの一部作業は、確実にiPadへ移行できる、もしくは移行したいと考えています。
というのも、ノートPCより軽く、iPhoneよりも高速で大きなデバイスを使いたいからです。道に迷いやすいわたしとしては地図などは、iPhoneよりもiPadを使いたいと強く思います。もちろんメモなどのアナログなデータも、できれば紙よりもデジタルデバイスに保存したいのであります。
このほかのiPad利用法として、出先で原稿の執筆をするかどうかという質問もありました。文筆業をしているわたしですから、真っ先にあがる質問と言えるでしょう。今のところ、そのつもりはありません。理由は、iPadが使いにくそうだからではなく、わたしは家でものを書きたいからです。
しかし、分かりません。例えば出先でiPadでものを書くことはなくても、家の中でiPadで原稿を書くことはあり得ます。そういうことを繰り返すうちに、出先でもiPadで原稿を書くようになるかもしれませんから。このように、「iPadだから新しくこれを始める」ということは、たぶん購入後に分かるのであります。
6月10日(木)、呉服橋(大手町)、パソナテック本社にて「マインドハック研究会 ライフハック編」を開催します。テーマは、「先送り対策としてのタスクリスト」です。
5月に開催したイベントと同じ内容です!(早々に満員御礼になりまして、リクエストを頂いた再度実施します。せっかくなので内容も若干バージョンアップさせます!!)
心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。1973年北海道生まれ。1997年獨協大学卒業後、ドコモサービスに派遣社員として入社。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。同大学卒業後、2004年ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程に移籍。2005年に帰国。著書に、『スピードハックス』『チームハックス』のほか『ブレインハックス』、『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』、『やる気ハックス』などがある。「シゴタノ!−仕事を楽しくする研究日誌」にて「心理ハック」を連載中。ブログ「ライフハックス心理学」主宰。
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