デスクワークの最中に背後からのぞき込まれる環境は、作業に集中しづらいもの。こうした場合に便利な、前方を向いて座ったまま背後の様子が分かるアイテムを紹介しよう。
オフィスの自分の席で作業をしていて、ふと気づくと背後から上司がのぞき込んでいた――ということはないだろうか。きちんと仕事をしているかどうかチェックしていたのか、それとも手際の良し悪しを見守っていたのか、理由はともかくとして、誰にも見られていないつもりで行っていた作業を背後からずっと見られていたというのは、どうにも気恥ずかしいものがある。
ここまで直接的なケースでなくとも、席の背後が通路になっていて、人が絶えず行き来しているのが気になって作業に集中できない場合もある。たとえ、やましいことをしていなくとも、誰もが背後から容易にのぞき込める環境というのは、精神衛生上あまりよいものではない。
こんな時に、前方を向いて座ったまま背後の様子をいち早く察知できるアイテムがある。エツミが発売している「E-1831」なる製品がそれだ。これはもともとはコンパクトデジカメのレンズ横に貼りつけてセルフポートレートを撮りやすくするためのミラーなのだが、これをディスプレイの上端に貼りつけておくことで、背後に誰かが立っていることをいち早く察知できるようしておくというわけだ。
言うなれば超小型のバックミラーであるこのアイテム、ミラーの直径は13ミリで、球面になっており、かなり広い範囲をカバーできる。「誰かに作業を見られているかもしれない」と神経過敏になって作業に集中できない状況を解消するにはぴったりだ。価格も500円前後とお手頃。作業に集中するためと思えば安いものだ。万全を期するのであればディスプレイの両端に計2個を取り付けて、左右の視界を広げるとよいだろう。
もっとも、わざわざ背後からのぞき込んでくるほどの相手であれば、ディスプレイの端に取り付けられたこのアイテムが何なのか聞いてくる可能性もあるので、あらかじめ言い訳を用意しておいたほうがよいかもしれない。ただし「ディスプレイの電磁波を防止するグッズなんですよ」などと下手な言い訳をした結果「じゃあ僕にも買ってきて」という展開になっても責任は取れないので悪しからず。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
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マジックミラー(E-1831) | 440円 | エツミ |
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