「.aac」「.css」……見てもイマイチ分からない拡張子は?

コンピュータで扱われるファイルの種類や形式を識別するために設定された拡張子。ファイル名の末尾にアルファベットが表記されているが、よく分からない拡張子があるという人はどのくらいいるのだろうか。アイシェア調べ。

» 2010年07月27日 13時00分 公開
[Business Media 誠]

 PC上のファイル名の末尾に付いている、「.txt」「.jpg」といった拡張子。このアルファベットの意味を理解している人はどのくらいいるのだろうか。

 よく見かけるけれど、どのようなファイルの種類や形式に使われているか、分からない拡張子が「ある」と回答した人は40.1%であることが、アイシェアの調査で分かった。男女別で見てみると、男性の29.0%に対し、女性は54.3%と半数を超えた。また年代別では、20代で24.3%、30代で39.6%、40代で54.3%と年代があがるほど“分からない”拡張子があるという結果に。

 イマイチ分からない拡張子を挙げてもらったところ、音声圧縮ファイルを示す「.aac」(66.1%)と答えた人が最も多かった。以下、スタイルシートを示す「.css」(61.5%)、Flash動画ファイルの「.swf」(53.1%)、Windowsの音声動画ファイルの「.avi」(37.0%)、Windowsの標準音声ファイルの「.wav」(26.0%)、動画ファイルの「.mpeg」(25.0%)と続いた。

(出典:アイシェア)

 男女別で見ると、男性は「.css」(62.8%)、女性は「.aac」(77.3%)がそれぞれトップ。男性で「.aac」(55.1%)と「.swf」(51.3%)を挙げた人は半数を超えたが、このほかは2割に満たなかった。「ほとんどの拡張子で男性より女性の割合が高く、女性の多くがさまざまな拡張子に悩まされているようだ」(アイシェア)

8割の人が「拡張子を意識している」

 普段PC上でファイルを使うときに拡張子を意識していますか、と聞いたところ「とても意識している」(40.9%)と「わりと意識している」(38.2%)を合わせると、8割の人が「意識している」と回答。また男性(82.5%)と20代(82.9%)では、8割以上が拡張子を「意識している」とした。

(出典:アイシェア)

 インターネットを使った調査で、20〜40代の男女479人が回答した。調査期間は7月7日から7月12日まで。

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