リコーは、A0対応デジタル複合機「imagio MP W3601/W2401シリーズ」2機種4モデルを10月25日に発売する。建設業などの設計部門向け製品で、色ペンで書き込んだA0サイズの図面もカラースキャンできる。
リコーは、A0対応デジタル複合機「imagio MP W3601/W2401シリーズ」2機種4モデルを10月25日に発売する。価格は126万円から215万2500円。
「imagio MP W3601/W3601SP/W2401/W2401SP」の4モデル。imagio MP W3601の印刷速度はA0(縦)が毎分3.4枚、A1(横)が同6.4枚。imagio MP W2401はA0(縦)で同2.4枚、A1(横)が同4.4枚。
A0サイズでも600dpiの解像度で読み取れるフルカラーネットワークスキャナ機能を搭載。色ペンで修正した図面を電子化して保存できる。ネットワーク上の共有フォルダやサーバに直接保存したり、メールに添付して送信したりすることも可能だ。
操作部の液晶パネルは8.5インチのカラーTFTで38万4000画素。文書を送り込む原稿テーブルを従来機種より4センチ延ばしたことで、「安定した原稿送りが可能になった」(リコー)という。
業務アプリケーションを複合機上で稼働できる基本設計「Embedded Software Architecture」を採用。PCのフォルダ構造を操作パネルに表示し、指定したフォルダにファイル名を付けて保存できるアプリケーション「imagio カンタン文書登録 V2」などが利用可能になる。
主要な市場は建設業、製造業、官庁自治体の設計部門。これらの部門ではCADで電子化した図面の共有が進む一方、色ペンで作業指示を書き込んだ図面を紙のまま扱う場面も多いという。「これらをカラースキャンして活用したい」(リコー)というニーズを満たす製品としている。
製品名 | 大きさ(幅×奥行き×高さ) | 重さ | 価格 |
---|---|---|---|
imagio MP W3601 | 1080×637×580ミリ | 107キロ | 157万5000円 |
imagio MP W3601SP | 1080×708×1280ミリ | 190キロ | 246万7500円 |
imagio MP W2401 | 1080×637×580ミリ | 107キロ | 126万円 |
imagio MP W2401SP | 1080×708×1280ミリ | 190キロ | 215万2500円 |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.