Windowsの「送る」フォルダやお気に入りフォルダにすばやくアクセスする3分LifeHacking

Windowsの右クリックメニューの「送る」や、お気に入りフォルダの中を整理しようとした際、それらのフォルダがどこにあるか分からず、探して回る羽目になることはよくある。そうしたフォルダに一発でアクセスできる方法を紹介しよう。

» 2010年12月06日 12時09分 公開
[kizuki,Business Media 誠]
Windows XPマシンにインストールした「簡単フォルダアクセス」のメイン画面。ちなみにインストールの際は、Yahoo!ツールバーとJWordをインストールするかどうか聞かれるので、不要な人はうっかり「はい」を押してしまわないよう注意しよう
リストにあるフォルダを選ぶと下段にパスが表示される。ここでは「Fonts」フォルダのパスが「C:\WINDOWS\Fonts」であることが表示されている
「フォルダを開く」ボタンを押すことによってフォルダが起動する。これは前述の「Fonts」フォルダを開いたところ
こちらはWindows 7マシンにインストールした場合のメニュー画面。表示される項目数はXPよりも多い

 Windowsの右クリックメニューの「送る」や、お気に入りフォルダの中を整理しようとした際、それらのフォルダがどこにあるか分からず、探して回る羽目になることはよくある。

 いちいちショートカットを作ってデスクトップ上に出しておくほどアクセスが多いわけでもないし、とはいえ久しぶりに探そうとするとパスを完全に忘れていて、時間のロスになることもしばしばだ。

 こうした場合に便利なのが「簡単フォルダアクセス」だ。これは前述の「送る」などWindowsの中の特殊なフォルダに一発でアクセスできるようにしてくれるツールだ。

 わざわざエクスプローラを開いて記憶を頼りにフォルダの場所を探すことなく、必要な時にすばやくアクセスできるようになるというわけだ。

 起動するとさまざまなフォルダの一覧をリストで表示する。筆者のPC(Windows XP SP3)では、前述の「送る」(SendTo)をはじめ、お気に入り(Favorites)、Fonts、Temporary Internet Filesなど、合計で23のショートカットを表示した。

 必要なショートカットを選択した状態で「フォルダを開く」ボタンを押すと、そのフォルダが開き、中身が表示されるというわけだ。

 またこのソフトはWindows 7/Vista/XPそれぞれに対応しているのも強みだ。XPから7に乗り換えた直後など、これまで覚えていた階層にアクセスしようとしても構造ごと変わってしまっている場合がある。本ソフトがあればこうした場合でも、必要なフォルダを一発で表示できるというわけだ。

 つまるところショートカット集と言って差し支えないツールで、仕組みは至ってシンプルではあるものの、なかなか重宝する。インストールしておき、必要な時にすぐ実行できるようにしておくとよいだろう。


OSによってパスが異なる場合でもきちんと表示される。例えばSendToフォルダは、XPであればDocuments and Settingの中、7であればUsersフォルダの中のかなり深い階層にあるが、こうした場合もきちんと開くことが可能だ

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ソフト名 対応OS 利用料 作者
簡単フォルダアクセス Windows 7/Vista/XP 無料 cougar氏

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