Google Appsでも利用可能、エアネットがクラウド対応メール誤送信防止サービス

エアネットは、クラウド型メール誤送信防止サービスに「メール誤送信防止サービス 仮想タイプ」を追加。利用中のメールサーバから「リレー設定」により送信メールを転送するため、Google Appsなどの外部メールサービスでもメール誤送信防止サービスを導入できる。

» 2011年02月07日 10時48分 公開
[Business Media 誠]

 エアネットは2月7日、クラウド型メール誤送信防止サービスに「メール誤送信防止サービス 仮想タイプ」を追加した。利用料は初期費用が10万5000円。月額費用として、基本料金4万7250円のほか、ユーザーごとに210円が必要となる。

 一般的なクラウド型メール誤送信防止サービスでは、導入時にユーザー側で送信メールサーバ(SMTPサーバ)の設定を切り替える必要があった。このため、SMTPサーバの設定を変更できないGoogle Appsなどの外部メールサービスでは、サービスを導入できないことがあったという。

 今回提供を始めた「仮想タイプ」は、利用中のメールサーバから「リレー設定」により送信メールを転送するため、Google Appsなどの外部メールサービスでもメール誤送信防止サービスを導入できるのが特徴だ。

 利用できる機能は、送信メール一時保留機能、添付ファイル暗号化機能、Bcc自動変換機能の3つ。あらかじめ設定した条件に合致した送信メールを一時的に保留し、送信者が確認後に外部への送信を行ったり、添付ファイルをパスワード付zipファイルに変換したり、宛先(ToまたはCc)に、外部アドレスが一定数以上存在する場合、自動的にアドレスをBcc欄に入れる機能が利用できる。

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